日本の経済を動かしているのはどんなひとなのか
小泉内閣であるからではない…、省庁再編によって、お金・経済のことを扱う大臣が増えました。
- 塩川・財務大臣
- 平沼・経済産業大臣
- 柳澤・金融担当大臣
- 竹中・経済財政政策担当大臣
- 石原・行改/規制改革担当大臣
いったい誰の守備範囲がどこなのか、正確にいえる人は少ないのではないのでしょうか。
以前は、大蔵大臣・通産大臣+経企庁長官だけでした。遡れば、総理大臣が大蔵大臣を兼務している時代さえありました。
現在は、さらに諮問機関・経済団体のトップ・世界的企業の経営者というのがいて、合衆国の対日ポストみたいのまでいて…、それぞれの言うことが違っています。
それはそれで健全なことなのでしょうが、いったい誰が責任者なのか、“誰のせい”にしたらよいのか迷ってしまいます。“首相のせい”にするのが簡単なのですが、彼が経済政策の核を握っているとはいいきれないのですから。
まずは各人物にせまり、その人の位置づけ・傾向を知っておくのがよいでしょう。