流行語大賞からキーワード
年末恒例の「流行語大賞」ですが、2004年もその年の世相を軽妙にあらわした言葉が10個選ばれました。不況や世相が暗いときは言葉が少なくなるといわれますが、04年はオリンピックイヤーということも手伝ってか、対象となることばがたくさん出たようです。さて、そんな状況のなか見事2004年の流行語に選ばれた10の言葉からのキーワードを。（流行語大賞の詳細は公式サイトからどうぞ→http://www.jiyu.co.jp/singo/index.html）
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2005年1月号
年の初めにあたって、ことばと時代を見つめるための用語集
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流行語大賞からキーワード
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初日の出にまつわる数字のお話
著者:白鳥 敬
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「負け犬の遠吠え」からは負け犬論争が巻き起こり、「バカの壁」がヒットすれば何にでも「〜の壁」とタイトルがつけられる。はたまた「世界の中心で、愛を叫ぶ」は「セカチュー」と略されて、「○○の中心で、△△を叫ぶ」といったタイトルが巷間に溢れる。こういった「ベストセラーから流行語が生まれる」という現象はなにも今年に限ったものではありません。実際に本を読んでいなくても、著者を知らなくても、流行語になった言葉だけは記憶に残っているもの。すでに定番となった言葉から、古びてすたれてしまった言葉まで、ベストセラーから生まれた言葉をいくつ覚えているでしょうか。
１年のうちでもっとも特別な日の出、それが元旦の「初日の出」。そのご来光を浴び、１年の幸運を祈ることでご利益に預かろうという古来からの慣習です。さて、今回はその初日の出にまつわる数字のお話。