月刊基礎知識
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ベストセラーから生まれた流行語
 

ベストセラーと「方法」

間違いだらけのクルマ選び

1976(昭和51)年発行、モータージャーナリスト徳大寺有恒のベストセラー。77年に正続編合わせて100万部を突破した。以来、全編書き下ろしで毎年刊行。また、この年は爆発的なスーパーカーブームで、カメラ片手にディーラーの展示会に群がる子供たちが多く見られた。「間違いだらけの○○」のタイトルはいくつもの形で現在にいたるまで転用され続けている。

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プロ野球を10倍楽しく見る方法

1982(昭和57)年、江本猛紀の球界暴露本の題名。選手時代は、阪神の投手陣の大黒柱としてジャイアンツキラーと呼ばれて活躍。81年に「ベンチがアホやから野球ができん」とマウンドを去った著者の痛快な著書は、いわゆるタレント本のはしりであり、200万部を超えるベストセラーとなった。「〜を○倍楽しむ方法」は数多く転用された。

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「超」勉強法

1995(平成7)年、経済学者野口悠紀雄の著書。英語の「教科書丸暗記法」、数学の「パラシュート勉強法」、「教科書丸暗記法」など具体的な勉強方法が紹介され、受験のためだけの勉強ではなく、楽しみながら成果が得られる勉強を、と紹介され、学生からビジネスマンまで幅広く読まれた。「超」○○法は、この作者のものだけでも「整理法」「英語法」「旅行法」「納税法」と次々シリーズ化されたが、一般的にもよく使われた。

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