月刊基礎知識
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2002年11月号
「北朝鮮は“赤くない”?の特集」
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色とイメージの用語集

色とイメージの用語集

・アカ・red・rouge=共産主義 というシンボル化は、ちょっと前まではメディアで頻繁につかわれ、また誰でも知っているたとえでした。が、いまではどうでしょう。1990年代の初頭になくなった最大の“赤い帝国”(→第2革命)はさておき、かつて「赤い脅威」だったはずの北朝鮮もいまでは単なる「テロ支援国家」「悪の枢軸」です。国の印象を色であらわすとむしろ「」かもしれません。政体はいまだ“赤い”ままなのに。

赤にかぎらず、黄・青・白…それぞれに想起させるものがありましたが、最近ではそういうたとえは少ないようです。私たちのイメージ喚起力・表現力が落ちているのでしょうか。

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耳ざわりのいい言葉には注意せよ

―― 「改革」「革命」は起こったか、なぜ起こらなかったかの用語集

耳ざわりのいい言葉には注意せよ

日本の構造改革…なんか進んでいないようです。かといって改革が達成されればみんな幸せになれるのでしょうか。まったく「耳ざわりのいい言葉には注意せよ」です。

そういえば小泉首相は就任当時「痛みをともなう…」のようなことを言っていたような…

※ちなみにこの“構造改革”、昔はぜんぜん別の意味でつかわれていたのです。

「痛い」といえば“革命”です。これには暴力がつきもの。

では、それを乗り越えたその先に幸せはあったのでしょうか。

赤い革命」その理論をいまから読み返してみると、なぜそれが起こったか・起こらなかったか・どうしてこういう結果になったのか…そういうことが見えてきます。

理論上ではすばらしい世界になっていたはずですが…。

裏にまわっている人、いた人の特集

―― 田中耕一さんノーベル賞受賞記念

裏にまわっている人、いた人の特集

この秋2人のノーベル賞受賞者がでたというのに、報道では田中さんのほうがよく取り上げられているようです。日本人はやっぱり「裏方にまわっていた人が報われる」のが大好きなのでしょう。「プロジェクトX」「ガイアの夜明け」などをみて「こつこつ」「縁の下の力持ち」のすがすがしさを思い出す…それが時代のムードのようです。

※小柴先生もおもしろい人なのでもっと取り上げて下さい。

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ノーベル賞とその研究テーマに関する数値と単位

―― 小柴昌俊さん・田中耕一さんのノーベル賞受賞記念

ノーベル賞とその研究テーマに関する数値と単位

今年は日本からノーベル賞の受賞者が2人も出ました。喜ばしいことです。

これにあやかって少し化学や物理にふれてみましょう。

※「プロジェクトX」でも“理系”がかなり優勢です。

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