月刊基礎知識
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2003年2月号
「最近たたかうことを忘れてはいないか、日本人!の特集」
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“ハングリー精神のキーパーソンから学ぼう”の用語集

“ハングリー精神のキーパーソンから学ぼう”の用語集

「根性が足りない!」「ハングリー精神を欠いている」そういうと、時代おくれにきこえるのでしょう(“時代おくれ”という言い方じたい少し古びている)。しかし周りをみてみると、勝ち負けのつく世界では、相撲の朝青龍、ミュージック・シーンで一世を風靡した沖縄など、結局、胆のすわったほうが勝っています。合理性の国のように思われる合衆国のメジャー・リーグでも、やる気・懸命なプレーというのは、日本よりも高い評価を受けています。

少し“ああいう”感覚を思い出してみませんか。

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《闘争》の記録簿

―― いいかぃ!その幸せは“たたかってきたから”手に入ったんだぞ

《闘争》の記録簿

いまヨーロッパでは、対イラク戦争に反対するデモなどの市民運動が盛んです。そのことばかりでなく、彼らは自分たちの安全や主義のためには積極的に行動します。かつて日本でも、それこそ“やみくもに”運動するような時期もあったのです。イデオロギーや暴力や、さまざまな理由からそういう風潮は、いまや完全に引き潮ですが、当時のことを知れば、現在に応用できそうなコトがたくさんありそうです。

“春闘のない”春に読む、働く者の権利についての用語集

“春闘のない”春に読む、働く者の権利についての用語集

不景気がつづいて、どうにも意気が上がりません。サラリーマンの給与も頭打ち…というより下がったりします。ちょっと前(かなり前?)なら、“春闘”でスト大荒れになっていることでしょう。現在の私たちは、経済情勢に明るくなって、それでものわかりがよくなったのでしょうか?

そんなことではありません。経済情勢だけが、働く人間の価値を決めるわけではないのです。思想のレベルなんかじゃない。“生き生きと生きる”ヒント---いま見ると理不尽なくらいの論理で固められた労働運動の歴史になぜか、それが埋まっているようです。

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“大きい数字・小さい数字にあらためて注目”の特集

“大きい数字・小さい数字にあらためて注目”の特集

昨年ノーベル賞を授賞された小柴さん、田中さんは、いずれも微小世界の研究をなさっていました。それがどのくらい小さいのか、日常生活のなかでは感じるべくもありません。いっぽう、パソコンの性能がどんどん上がって、ギガ、テラというような今まで聞いたこともないような単位を知るようになりました。それがどのくらいスゴイのか?何しろPCの箱の中のことゆえ、正直なところわかりません。ちょっとそのあたりをのぞいては、というのが今月の特集です。

執筆者:白鳥 敬

(サイエンス・ライター)

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