月刊基礎知識
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2006年07月号
国の危険と安全のレベルを経済する用語集
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安全と危険に関する単位と数値

安全と危険に関する単位と数値 21世紀に入っても、世界のどこかでさまざまな災害が絶えず、テロや紛争についても、一方が鎮まればまたどこかで火の手が上がるなど、平穏な世界はまだまだ遠い先の話のようです。そんな時代に生きる私達が、少しでも自分の身を守ろうと思うのであれば、さまざまな情報に対してアンテナを高く保たなければなりません。今回は安全と危険に関するいろいろな単位と数値のお話です。

著者:白鳥 敬
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日本語なのに理解できない! 料理用語

日本語なのに理解できない! 料理用語 料理本や料理番組などでは、独特な料理用語がたくさん登場しますね。日本語なのに意味がわからず、ついつい「料理は大変!、面倒!」などと感じていませんか? 料理用語には、しっかりと語源があるものが多く、知ると意外におもしろい発見があります。今回は、その中でも特徴のある20の言葉を選んでみました。言葉の楽しさを知って、料理の第一歩に!

袋小路派の政治経済学*第6講[治安編](前編)

袋小路派の政治経済学*第6講[治安編](前編) 「治安」がどうして、経済のネタだ?と言われるかもしれませんが、昔から国家というのは治安というサービスを提供して、そのかわりに税金という代金をもらうという、「治安サービス業」としての側面を持っています。もちろん、税金の払いと治安の維持が切り離されていることは事実ですので、他の取引と同じとは言えません。税金は、国家が提供するサービスとは別に、前払いで持って行かれますし、行政に不満があるからと言って、返してはくれません。税金は、国が一方的に取れるものというのは、常識以前の話です。でもそのかわりに、税金の払いとは関係なしに、国は警察などの基礎的行政サービスを一方的に提供しています。まあ、昔はタダだったNTTの電話番号案内が、今では一回100円になっているくらいですから、そのうち、交番で道を尋ねるのにも料金がかかるようになるかもしれません。そうして、「基礎的行政サービス」の中身が、非常識なまでに縮減されていった先には、ほとんどの行政サービスに、その都度料金がかかるという、新たな常識に支配される世界がやってくるのかもしれません。これに対して、もう半分はそうなっているというツッコミが左の方、そして、それが公正な社会のあるべき姿だというツッコミが右の方から、それぞれ飛んできそうな雰囲気もあるのですが、とりあえず今のところは、我々国民が税金で治安を買っているのは確かと言えましょう。そう考えると、それは高い買い物なのか、安い買い物なのか、という話になりますよね、当然。ほら、治安というのは、思いっ切り、経済のネタなんですよ。(ちょっと言い過ぎ?)

執筆者:土屋彰久
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