たしなみ帖シリーズ
和ごころ、こと始め。
日本のたしなみ帖 季節のことば
心地よい季語の味わい
- 文 / 田村 理恵
装画 / 小澤 真弓 - 定価 1,430 円(本体 1,300 円 + 税)
A5変 判/ 136ページ
2015年02月27日 発行
ISBN 978-4-426-11910-2 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
五七五の十七音に季節感と情感が込められた俳句は、古来、多くの日本人に親しまれてきました。その魅力はいまや、国内にとどまらず、海外にも広がりつつあります。
俳句には「季節感が感じられることば」すなわち季語が使われます。それは、長い年月の中で磨き上げられてきた含蓄と趣のある日本語であり、そこには、この豊かで美しい自然に根ざした人びとの日々の営みが反映されているのでしょう。
目次
第一章 春
長閑/冴返る/彼岸/水温む/猫の恋/蛇穴を出づ/落し角 ほか
第二章 夏
短夜/入梅/麦の秋/土用/夕立/雲の峰/虹/夕焼/青嵐/雪渓 ほか
第三章 秋
爽やか/身に入む/稲妻/天の川/鰯雲/野分/露/水澄む/不知火 ほか
第四章 冬
霜夜/冴ゆ/時雨/虎落笛/凩/狐火/酉の市/柚子湯/帰り花/水仙 ほか
第五章 新年
松の内/若水/初空/初景色/屠蘇/七種/嫁が君/初鴉 ほか