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相場の壁とレンジで稼ぐFX〔改訂版〕

相場の壁とレンジで稼ぐFX〔改訂版〕
ダウ理論を補強する複数時間軸とテクニカル指標の使い方
  • 通常販売
  • 田向 宏行
  • レンジのメカニズム、相場の壁とは何か、いかにしてそれを見つけ、どうやってトレードに利用するかがわかる。ダウ理論の応用編。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,738 円(本体 1,580 円 + 税)
    A5 判/ 216ページ
    2023年04月18日 発行
    ISBN 978-4-426-12878-4
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
  •   

多くのトレーダーの方々からのご要望により、待望の「改訂版」が登場!
本書は、『1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX』、現在18刷のロングセラー『ずっと使えるFXチャート分析の基本』に続く応用編・中級編的な位置づけの本です。品切れ状態が続いていましたが、この度皆さまのご要望にお応えし、増補の上改訂版を刊行しました。

本書は、「相場の壁とレンジ」を使ってチャート分析の精度・確率を高め、取引機会と利幅を広げて着実に利益を上げるテクニックを紹介します。デイトレやスイングトレードにも応用できます。

相場の壁とは?
相場の壁とは、「買い手と売り手の力関係が均衡して、一時的に値動きを止められる抵抗帯(レート)」のことを指します。具体的には、高値(天井)付近や安値(底)付近がこれに当たります。

まず相場の壁を見つける
相場には大小無数の「壁」があります。この壁で値動きが止まったり、反転したり、壁を突破すると加速したりします。壁と壁の間は値動きが不規則な「レンジ」となります。こうした相場のしくみを知っていると、どこがねらい目の取引タイミングなのか、どこは手控えるべきなのかが見えてきます。まずは壁を探すことがFXで効率よく稼ぐポイントになります。
また、壁を理解すると、ダウ理論の弱点とされる部分が、実は複数時間軸の視点が足りなかったり、相場心理への目配りに欠けていることに気づかされます。ならば、それを補えばよいのです。

テクニカル指標は主役ではなく補助的なもの
テクニカル指標は大まかなトレンド方向を示すもので、単体で取引タイミングを計ろうとするとダマシに遭います。チャート分析の基本はあくまで「ダウ理論」です。テクニカル指標はそれを補強するために補助的に使用します。
また、テクニカル指標もマルチタイム化することで、より信頼性を高めることもできます。

以上のように、ダウ理論の弱点をマルチタイム化とテクニカル指標で補強することで信頼性が高まると、より効率的で確率の高い取引が可能になり、継続して収益を上げられるようになります。

本書はこれらの方法と知識について、くわしく実例解説しています。
なかなかうまく利益を出せない方、チャート分析の精度を高めたい方、もっと効率よく利益を上げたい方に読んでいただきたい本です。

著者紹介

田向 宏行 (たむかい ひろゆき)

学生時代、資格試験に挑戦するも見事に失敗。受験浪人だったため就職しそこねて、生活のために事業を始める。同級生に比べ社会に出遅れたので、会社経営の合間に1989年から投資も開始。最初は金の積立や株式現物で、その一部は現在も保有。十数年で事業を売却しその後は投資に専念。FX取引は2007年から開始。FXを収入の柱とする一方、株式や不動産などへの投資で少しずつ資産形成。週の半分はテニスで加齢と闘うオジサン。
2009年ブログ虹色FXを開始。2010年月刊FX攻略.comでFXコラムの連載開始。2011年よりインヴァスト証券 総合情報サイトINVAST NAVIに為替予想を執筆。2012年より西原宏一メルマガで、ディナポリ・チャートを使ったテクニカル分析を担当。2016年テレビ東京 ワールドビジネスサテライト他、テレビ出演。FXや投資関連書籍の企画やラジオNIKKEIの投資番組制作協力、FXセミナーの企画構成やレポートの執筆、YenSpa!などへの寄稿や取材協力など幅広く活動。
著書に『誰でも学べば一生役立つ投資の基本技術』、『1日2回のチャートチェックで手堅く勝てる兼業FX(改訂版)』、『ずっと使えるFXチャート分析の基本』(自由国民社)、『臆病な人でも勝てるFX入門』(池田書店)など6冊。共著に『2022年版 FXの稼ぎ技225』(スタンダーズ)、他5冊、DVDに『ダウ理論で読み取る FXシンプルチャート分析』(パンローリング)がある。

ブログ(虹色FX) http://maru3rd.blog85.fc2.com/
ツイッター https://twitter.com/maru3rdで日々、情報発信中

目次

1章・取引タイミングを探すマルチタイムの視点
01・取引タイミングは投資家の「永遠の課題」
02・時間軸によってトレンドとレンジは見え方が違う
03・失敗してもマインドをリセットして潔い取捨選択を目指す
04・売り手と買い手の力関係で相場は動く
05・多数派の動きに便乗する高値買い・安値売り
06・トレンドの判断基準ダウ理論は誰でも使える
07・収益という裏付けを得て次の取引方法へ進む

2章・トレードのコツは相場の壁を見つけること
01・ダウ理論の取引戦略
02・相場の均衡する壁が崩れるタイミングを探す
03・壁を使ってリスクも明確にする
04・メインの時間軸を基準に複数の時間軸で相場を見る
05・チャートに集中しやすいスキャルピング
06・長い時間軸のほうが壁がより厚くなる
07・短い時間軸ほど経済イベントの影響を受ける
08・壁を使った取引タイミングは4カ所が基本

3章・相場の壁を意識したFXトレードの実践
01・相場の壁を実際のトレードではどう使うか
02・先行きの目安となる壁はどこか
03・キリのよい数字やパリティなどの節目に注意
04・相場を動かしている時間軸を探す
05・取引タイミングが損益を決める
06・レンジが大きければ小さな壁を探す
07・トレンド途中のエントリー・タイミング
08・損失につながるトラップのしくみ

4章・ダウ理論をテクニカル指標で補強する
01・レンジブレイクを待たずにレンジの中でも狙いたい
02・より有利なエントリー・タイミングを探す
03・値動きの方向性を把握するにはより長い時間軸が重要
04・レンジ内の取引タイミングを探す
05・どのテクニカル指標を選択するか
06・長期線と組み合わせて大きな方向性を見る
07・長い時間軸のトレンド方向に短い時間軸でエントリー
08・MACDのような指標もマルチタイム化できる
09・移動平均線でダウ理論を補強する
10・レンジ内での指値注文は目安がなく難しい
11・フィボナッチで指値注文の置き場を探す
12・3種類の移動平均線で取引タイミングを探す

5章・すべての技術を使いあらゆる場面でトレードする
01・天井や底を探すには値動きの基本を押さえる
02・トレンドが終了する転換点のおさらい
03・天井や底付近では調整が起こりやすい
04・時間調整に入ると値動きがこう着する
05・急な値動きの後の急な戻しが値幅調整
06・高値安値は天底と仮定して値動きを見る
07・長い時間軸のローソク足は短い時間軸のレンジを表す
08・トラップを回避しながら利用する戦略を考える
09・チャートを右から左へ「検算」する
10・ダウ理論のトレンドの定義を検算する
11・安値、高値の切り下げ切り上げを確認する
12・相場の転換点を過去に遡って探す
13・ディナポリのDMAを使った高値安値の見つけ方

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