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いま金を買わずしていつ買うのか!

いま金を買わずしていつ買うのか!
東京五輪後の危機に備える資産防衛法
  • 通常販売
  • 植田 進
  • 底打ちから3年。NY金価格1400ドル突破。
    いよいよ上昇トレンドへ。
    資産保全&値上がり益が期待できるのは「金」だけ! 消費増税前のいまが買い時、金投資の始め時です。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,650 円(本体 1,500 円 + 税)
    四六 判/ 224ページ
    2019年08月08日 発行
    ISBN 978-4-426-12559-2
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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底打ちから3年。NY金価格1400ドル突破。
いよいよ上昇トレンドへ。
資産保全&値上がり益が期待できるのは「金」だけ! 消費増税前のいまが買い時、金投資の始め時です。


◆国際金価格、国内金価格ともに上昇トレンドへ
国債金価格は、10年にわたる長期上昇トレンドのピークを2011年8月(1832ドル)、2012年9月(1774ドル)のダブルトップで付けた後に下落トレンドに入りましたが、2015年12月に1060ドルの大底を売って切り返し、下値を切り上げ、上昇トレンドに入ってきました。
そこに6月19日にFRBのパウエル議長のFOMC後の記者会見によって「米国の利下げ期待」が一気に高まり、大きく金が買われました。一時1400ドル台に入り、金価格の上昇トレンド入りはより確度の高いものとなりました。

◆他にはない実物資産としての金の特長
「金」は株・債券・投資信託・仮想通貨のようなペーパー資産にはない強みがあります。実物そのものに世界中のどこでも通用する価値があり、株や国債のように発行体の信用リスクをとらない(発行体の破綻により著しく減価して紙切れのようにはならない)資産というのが最大の魅力の1つです。また金を保有すると、心理的な安心感も得られるとよくいわれています。

◆「有事の金」は忘れた頃にやってくる
有事とは、戦争や紛争といった政治的なものに限りません。世界経済が地球的規模で密接に絡み合う「グローバリズム」が進展した今日、ひとたびリーマン・ショックのような経済的有事が起これば、たちまち全世界に波及します。巨額の公的債務残高を抱える日本発の有事もないとはいえません。
そんな時に備え、自分の資産を守るため、資産の一部を金に分散投資していれば安心できます。

◆出口の見えない異次元金融緩和の果ては
2013年4月から続く日銀の異次元金融緩和は、いまも出口戦略の見えない状況が続いています。少子高齢化、増え続ける公的債務残高、増税・国民負担増、これからも日本経済には数々の困難が待ち受けており、来年の東京五輪後が危ないという話もあります。
これからの時代は、預貯金、株式、債券、不動産だけではとても対応できないような最悪の事態(悪性インフレ、超円安、財政破綻、大増税等々)が起こることがないともいえません。そんな時に最も頼りになる資産が「金」なのです。

◆金を売ると値上がり益のほか、個人でも消費税を受け取れる
「金」を買って値上がりしてから売ると、値上がり益を得られます。購入時には消費税を支払いますが、売却する際には買取業者から消費税を受け取れます。増税前に買い増税後に売ったとすると、売却益に加え、その消費税の差額分も自分のものになるということです。

★はじめての金投資でもやさしくイチからわかる!
金投資は、意外にハードルが低いことはあまり知られていません。金地金なら5g(現在だと25,000円前後)から、純金積立なら最低1000円から、金貨(コイン)なら1/10オンスから買える手軽さもあります。

そこで本書は、はじめて金投資を行なう方でもわかるように、実物資産としての金がもつ強み、ゴールドバー、コイン、純金積立、金ETFなどの金商品の特徴、やさしい金投資の始め方、国際金市場や金価格の動向、金価格に影響を与える変動要因、金投資にかかる税金などについて、詳しく解説していきます。

※なお、本書は2014年12月24日発行『安いうちに今こそ金を買いなさい』を改題の上改訂し、新たに発行したものです。
 

著者紹介

植田 進 (うえだ すすむ)

横浜総合FP事務所代表。資産運用アナリスト。ファイナンシャル・プランナー(CFP)、一級FP技能士、テクニカル・アナリスト。横浜国大大学卒業後、証券会社で営業とファンドマネージャーに従事した後、独立し中立・第三者の立場から相談業務・教育研修業務・講演・執筆・コンサルティングなど幅広い分野で活躍。NHK・テレビ東京・フジTVなどの生活情報番組等へのテレビ出演、マネー誌等への寄稿の他、主な金投資関連の著書に、『金で確実に資産を殖やしなさい』(すばる舎)、『これ以上やさしく書けない金投資入門』(実業之日本社)、『ゴールドバブルの崩壊』(ビジネス社)など多数。

目次

はじめに

第1章・いま金を買いたくなるこれだけの理由
01金(Gold)は無価値(ゼロ)になることはない
02有事の際に最も頼りになるのは金しかない
03金はインフレにもめっぽう強い
04金は燃えない資産だからこそ安心できる
05金は分散投資に最適の実物資産である
06金は中長期的に大きな値上がりが期待できる
07金はペイオフ対策としても絶対的な強みがある

第2章・金価格の動きと金投資の始め時
01これまでの金価格の動きをイメージする
02国際金価格の最安値(底値)水準は1045ドル
03新たな上昇トレンドで史上最高値の更新も
04財産五分法で資産の20%を金にする
05迫り来る「国債パニック」にどう対対応する?
06どうせ買うなら消費税率引き上げの前に買う
07金投資はもはや富裕層だけのものではない
08日本が武力紛争当事国となる日がくるかもしれない

第3章・金の持つ資産防衛機能(保険機能)で金融危機に備える
01厳しい難局が予想されるこれからの時代
02出口戦略の見えないアベノミクスで強烈な逆風も
03しのび寄る世界経済危機の足音
04消費税は10%どころか20%の時代がやってくる
05米国債務上限問題で米国債が格下げになる?
06貿易・経常収支の赤字は金投資には追い風
07金投資なら預金封鎖(新円切替)にも対応できる

第4章・金価格の変動要因と注目ポイント
01金はこれまでにどのくらい生産されたのか?
02今や新産金生産では中国がトップを独走中
03金の消費は中国とインドで世界の半分を占める
04公的保有金の動向も金価格に大きく影響する
05差益狙いの金投資需要は今後も拡大基調にある
06金ETFの資産残高は長期資金の動向を映し出す
07鉱山会社の産金コストは金価格の底値目安になる
08中国で経済的有事が起こると金価格は跳ね上がる
09国際金価格が一定水準ならドル円相場の変動に注目

第5章・金の買い方・売り方・投資の基礎知識
01金は世界の五大市場を中心に取引されている
02金価格には国際金価格と国内金価格がある
03金地金の取扱業者と買い方の留意点
04金地金の保管と売り方の留意点
05地金型金貨(コイン)の取引と保管方法の留意点
06純金積立でコツコツと資産をつくる
07金先物取引は短期の値動きをねらう商品先物取引
08金ETFなら株式と同じように手軽に取引できる

第6章・金投資にかかる税金を知ろう!
01金価格にかかる消費税は売却時には手元に戻る
02金地金・地金型金貨と純金積立の税金
03金ETFの税金は上場株式と同じ申告分離課税
04知っておきたい金投資と相続・贈与

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