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会社設立・経営実務

会社法の基礎知識(第6版)

会社法の基礎知識(第6版)
  • 通常販売
  • 井口 茂
    鷹取 信哉
    田中 昭人
  • 法律条文の概念的解説にとどまらず、会社運営の実務における実際を詳細に説明、複雑な会社法のしくみをわかりやすく伝えます。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 2,420 円(本体 2,200 円 + 税)
    A5 判/ 268ページ
    2024年10月28日 発行
    ISBN 978-4-426-13016-9
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
  •   

会社法は民法などにくらべ、どちらかというと、「むずかしい法律」と敬遠されるのが一般のようです。
 会社法はそのような印象をもたれがちですが、ほんとうは会社法も学んでみれば、なかなかおもしろい法律なのです。
 ビジネスの社会では、民法もたいせつな役割を果たしていますが、同時に会社法もたいへん重要なはたらきをしています。取引を営む企業そのものも会社法が規制しているのですし、その企業が営む取引活動も会社法が規制しています。
 会社法はひとことでいえば企業に関する法なのです。
 この本では判例に登場したケースの話や判例の考えなどをかなりの件数、とりいれて解説しました。また、学生向きの一般の会社法の教科書とはおもむきを変え、小規模の株式会社の運営の実際やその問題点についてもかなり言及したつもりです。
 なにしろ、実際のわが国の企業社会における企業の圧倒的多数は中小規模の会社なのですから、これを無視することはできないことだからです。そして、また、そのような状況や実際の運営を知ることは、わが国の企業社会を正しく把握するために不可欠のことだからです。
 本書が読者のみなさんの会社法学習に少しでも役立てば幸いです。
(「初版はしがき」より一部修正して抜粋) 

本書の記述は、2024年7月31日時点の法制度情報に基づいています。

著者紹介

井口 茂 (いぐち しげる)

早稲田大学政治経済学部卒。弁護士業の傍ら、飯能市教育委員や目白学園女子短大講師などを歴任した。1993年逝去。
著書に「担保・保証の法律と実務」「民法らくがき帳」(以上、自由国民社)、「契約」「相続・遺産わけ・遺言」「財産法16綱」「裁判例に見る女性の座」 「弁護士漫歩」「法諺漫策」「法律用語あれこれ」(以上、法学書院)、「判例に学ぶ法律考現学」(共著・ぎょうせい)、「会社法の常識」(中央経済社)などがある。

鷹取 信哉 (たかとり のぶや)

早稲田大学法学部卒。弁護士(東京弁護士会所属)。
著書に、「問答式 企業責任の法律実務」(共同執筆・新日本法規)、「担保・保証の法律と実務」「債権回収の法律知識」「土地家屋の法律知識」「契約書式の作成全集」(共著・自由国民社)がある。

田中 昭人 (たなか あきと)

早稲田大学法学部卒。弁護士(第一東京弁護士会所属)。著書に「建築訴訟」(共著・民事法研究会)がある。

目次

第1章 会社という制度
第2章 株式会社の特色と設立
第3章 株式と株主
第4章 株主総会
第5章 取締役と監査役
第6章 株式会社の会計
第7章 会社の資金調達
第8章 定款変更・会社分割・合併・倒産

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