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Q&Aと事例でわかる障害のある子・引きこもりの子の将来のお金と生活

Q&Aと事例でわかる障害のある子・引きこもりの子の将来のお金と生活
  • 通常販売
  • 渡部 伸
  • 「親なきあと」相談室を開設している著者が、よく質問を受けるテーマについてQ&A形式で解説!

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,870 円(本体 1,700 円 + 税)
    A5 判/ 212ページ
    2024年07月05日 発行
    ISBN 978-4-426-13013-8
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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内閣府調査によると、国民の約9.3%は何らかの障害を有している。このうち「親なきあと」の対象者は国民の約5.8%。
さらに内閣府調査だと、全国で15歳から64歳人のうち、推計146万人が引きこもりの状態にあるとのこと。
単純計算すると、知的障害者、精神障害者、引きこもりの総数は国民全体の約7%になる。
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著者が「親なきあと」相談室を開設してから10年が経過したが、多くの方が「親なきあと」問題に直面し、相談機関のニーズがあることを痛感したことから、本書は刊行された。
本書は3章建てになっており、第1章では制度と仕組みに関するQ&A、第2章では対象者本人の年代別の対策、第3章では具体的な相談事例とアドバイスで構成されている。
第1章は障害者手帳や障害年金、就労、信託、遺言、成年後見制度などQ&A方式でわかりやすく解説。
第2章では対象となる本人を「誕生~学齢期」「成人後~青年期」「壮年期から高年期」にわけて、必要な申請事項や福祉サービスの契約などを説明。
第3章では、実際にあったさまさまな「親なきあと」の相談事例を取りあげている。そして、実際に著者が対応したアドバイスを紹介し、読者の指針としている。
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障害のある子や引きこもりの子をもつ家族にとって、「親なきあと」は共通かつ永遠の課題。多くの親は漠然とした不安を抱いている。
「親なきあと」の課題は、お金で困らないための準備、生活の場の確保、日常生活の支援といえる。
「親なきあと」の対策は「親あるあいだ」に準備しなければならない。どんな準備が必要なのか、それを知ることが大切である。
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障害のある子や引きこもりの子の家族が、本書を読むことでより具体的な対策をたてることができれば執筆した著者としても本望である。

著者紹介

渡部 伸 (わたなべ しん)

1961年生、福島県会津若松市出身
「親なきあと」相談室主宰 http://www.oyanakiato.com/
「親なきあと」相談室とは?障害のある子を持つ親や家族のために、自分たちがいなくなったあと、
今ある法制度やサービスをうまく組み合わせることで、子どもが少しでも安心して暮らせるよう
アドバイス
行政書士、社会保険労務士、2級ファイナンシャルプランニング技能士
世田谷区区民成年後見人養成研修修了
世田谷区手をつなぐ親の会会長
著書 障害のある子の家族が知っておきたい「親なきあと」
障害のある子が「親なきあと」にお金で困らない本
障害のある子の「親なきあと」?「親あるあいだ」の準備
障害のある子の住まいと暮らし
(ともに主婦の友社刊)
まんがと図解でわかる障害のある子の将来のお金と生活(自由国民社)
障害のある子が安心して暮らすために: 支援者が知っておきたいお金・福祉・くらしのしく
みと制度(合同出版)

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