月刊基礎知識
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2009年06月号
6月の空模様と食材を考える特集
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ちょっとマニアックな気象の単位と記号

ちょっとマニアックな気象の単位と記号 天気記号にも、日本式と国際式がある。日本式は、新聞などに掲載されている地上天気図に描かれているもの。快晴は○、曇りは◎、雨は●などの記号だ。国際式では、日本式とは違った記号を用いられている。たとえば、日本式では霧雨は●の右下に「キ」を付けた記号だが、国際式ではカンマを大きくしたような記号「」である。今月はちょっとマニアックな気象の単位と記号の話です。

執筆:白鳥 敬
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6月を彩る言葉たち

6月を彩る言葉たち 6月、いのちを潤す長雨の季節。生き物の歓びを感じて、光溢れる夏を迎える水無月=6月を彩る言葉たちを紹介しましょう。6月の季語としては、立夏、卯月、牡丹、更衣、袷、鴨川踊、入梅、玉葱、枇杷、田植、蛍狩、あめんぼう、鮎釣り、鰹、夏至などがあります。

《食べる》漢方の事典☆6月の食材

《食べる》漢方の事典☆6月の食材 「医食同源(いしょくどうげん)」、一度は耳にしている言葉かと思います。じつはこれ、中国に古くからある思想「薬食同源(やくしょくどうげん)」をヒントに、日本で造語された言葉です。これらの言葉は“薬も食物も同じ源から生まれた”という意味。言い換えると、“毎日食べている食べ物こそが、薬である”という考え方です。薬食同源は「漢方医学(中医学)」の基本的な考え方であり、病気だけでなく、西洋医学では対処しきれない未病(病気ではないが、万全でない状態:頭痛、めまい、冷え性など)を改善する方法としても注目されています。

今回は6月に旬を迎える食材で生薬としても用いられる「にんにく」「しょうが」「」「びわ」を紹介。また、日常的に馴染みのない「真珠」を粉末状にした真珠粉(しんじゅふん)を紹介します。どれも、6月の不安定な気候による不調を改善してくれる食材ばかり。効能や摂取の仕方を参考に、日常生活をより豊かに心地よく過ごしていただけたら何よりです。

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