近ごろ東京に流行るもの part.2
2020年五輪招致の成功を受けて国内では早くも五輪特需の機運が高まっています。調子に乗って、五輪をアベノミクスの「4本目の矢」と位置づける記事も氾濫。東京都の試算で経済効果3兆円、雇用効果15万人が見込まれています。鉄道・道路・競技施設・宿泊施設などインフラ整備の活発化も予想され、五輪の開催を見据えたベビーブームを予想する声まで出ている2013年秋の東京ですが、流行チェックの続きをお送りします。
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2013年10月号
TVから流行語、TVからベストセラー、の巻
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近ごろ東京に流行るもの part.2
執筆者:谷川由布子
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ベストセラーを解読するマンスリーブックガイド
もう一作、これもベストセラー作家伊坂幸太郎の『オー!ファーザー』。なんと父親が4人いる高校生が主人公という、奇想天外なストーリーです。 そして新書から3作。さすがにタイムリー企画が多く、どれもランキングをアップさせています。 まず、紀伊国屋書店総合総合1位、honto総合8位に飛び込んできたのが『人間にとって成熟とは何か』。曽野綾子の登場です。誰もが言ってほしい、けれどなかなか言葉にできない正論が、ズバリと述べられているのが、売れている理由でしょう。 『タモリ論』は、異色の小説家がタモリに出したラブレター。「笑っていいとも」や、さんま、たけしのエピソードをふんだんに盛り込みながら、誰もが一度は通過するタモリとは何なのかを、徹底的に語り倒しています。 『里山資本主義』は、NHK広島が製作したドキュメンタリー番組から生まれた書籍。自然との共生を通して地域経済の復活、コミュニティの再編ができることを、豊富な例で実証していて、目が開かれる1冊となっています。 今月も、シリーズ本がランキング入りしています。根強い人気は具体的かつ実践的だからでしょうか? まず、シリーズ3作目ですが、『子どもが変わる 怒らない子育て』。シリーズ累計で80万部を超えているのは、具体的な「気づき」が得られるからでしょう。 『もっとスゴイ! 大人のラジオ体操』も第2弾。今度は、ラジオ体操第2についても、実践的な注意が、やはりDVD付きで収録されています。 シリーズものの最後は『日本人の知らない日本語 4 海外編』。外国で日本語を習っている人の、オタクぶりや意外な勘違いに、大いに笑いながら、身につまされます。 執筆者:高木尋士
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