月刊基礎知識
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2010年11月号
ひときわ寒い冬になりそうだーの巻
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ニュースの海から現代用語

ニュースの海から現代用語現代用語の基礎知識』2011年版編集作業も無事校了となり、11月18日には全国書店にて発売となりました。2011年版では、1年間のニュースが一気に読める巻末付録「ニュースのおさらい」が大好評ですが、まだまだニュースの海は、大時化(おおしけ)が続いています。9月から11月にかけて話題になった用語たちをご紹介します。

未病に備える東洋医学の話☆冬の巻

未病に備える東洋医学の話☆冬の巻 冬は外気の寒さ、乾燥に加えて暖房による室内の乾燥も加わり、体調を崩しやすい季節です。1年の中で、もっとも風邪にかかりやすい時期といえるでしょう。

冬の風邪は主に「寒邪」によるものが多く、体を温めることが重要となります。また、東洋医学でいう「」という体の部分が弱りやすい季節。腎を鍛えて機能を高めることで、免疫力があがり、老化防止、美容効果など“若返り”につながります。腎と関連のある言葉として「先天の精」「後天の精」「温補腎陽」を紹介。さらに、東洋医学と切り離せない基本的な考え方「7年周期」という理論を紹介。体質変化の周期は、未病(=病気ではないけれど、健康でもない状態)を防ぐためにとても重要なポイントとなります。

執筆者:久保田恵美
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