月刊基礎知識
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2010年09月号
夏から秋へ、ニュースは駆けめぐる!の特集
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ニュースの海から現代用語

ニュースの海から現代用語現代用語の基礎知識』の最新版「2010年版」は好評発売中。その後も現代用語編集部による用語の収集作業は休みなく続き、そして『現代用語の基礎知識』2011年版編集作業も大詰めを迎えています。ここ数か月の用語収集作業からほんの一部をご紹介しましょう。11月18日発売の2011年版に掲載されそうな、ニュースな用語たちです。

未病に備える東洋医学の話☆秋の巻

未病に備える東洋医学の話☆秋の巻 秋は夏に溜まった疲れが表面化しやすい季節。具体的には、夏の強い日差し、冷房、発汗などによって、体内の「乾燥、うるおい不足」が生じやすい季節です。中国医学(東洋医学)では、体内のうるおい不足のことを「陰虚」と呼び、その対処法として「滋陰潤燥」という言葉があります。また、秋に発症しやすいぜんそくや咳を鎮める方法を「温肺定喘」と呼び、健康維持のために注目してほしい養生法の一つです。

乾いた空気が流れる秋こそ、体にたっぷりとうるおいを与え、未病(=病気ではないけれど、健康でもない状態)知らずの体を目指しましょう。

執筆者:久保田恵美
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