『現代用語の基礎知識』の最新版「2010年版」は好評発売中。その後も現代用語編集部による用語の収集作業は休みなく続き、そして『現代用語の基礎知識』2011年版編集作業も大詰めを迎えています。ここ数か月の用語収集作業からほんの一部をご紹介しましょう。11月18日発売の2011年版に掲載されそうな、ニュースな用語たちです。
最小不幸社会 /2位じゃだめなんですか /はやぶさ /イクメン /キルギス政変 /ソブリン・リスク /野球賭博 /賭博力士 /米海兵隊グアム移転 /グローバル・ゼロ /日韓併合「首相談話」 /所在不明の高齢者 /岡ちゃんごめんね /もってる /〜なう。 /男の娘 /非実在青少年 /自炊
ニュースの海から現代用語
秋は夏に溜まった疲れが表面化しやすい季節。具体的には、夏の強い日差し、冷房、発汗などによって、体内の「乾燥、うるおい不足」が生じやすい季節です。中国医学(東洋医学)では、体内のうるおい不足のことを「陰虚」と呼び、その対処法として「滋陰潤燥」という言葉があります。また、秋に発症しやすいぜんそくや咳を鎮める方法を「温肺定喘」と呼び、健康維持のために注目してほしい養生法の一つです。
乾いた空気が流れる秋こそ、体にたっぷりとうるおいを与え、未病(=病気ではないけれど、健康でもない状態)知らずの体を目指しましょう。
営養 /中医営養学 /薬膳 /陰虚 /滋陰潤燥 /温肺定喘
未病に備える東洋医学の話☆秋の巻