自民党、品位ある言動の戦後史
今年は戦後60年という節目でしたが、総選挙圧勝の熱も冷めやらぬ自民党もまた結党50周年という節目を迎えました。最近の自民党の赤丸急上昇の人気者といえば、26歳で衆議院議員に初当選した杉村太蔵議員かもしれません。「ヒラリーマン」発言など軽妙なキャラクターがワイドショーの画面を駆け巡り奔放な太蔵議員でしたが、たちまち叩かれ、お詫び会見。「品位のある言動を心がけ、政策を死ぬ気で勉強します」と泣きそうな姿が女性ファンの母性本能をくすぐって......なんてことにならなきゃいいんですけど。そこで今回は太蔵クンの先輩方の過去50周年の発言録をひもといて、諸先生方がどんな「品位のある言動」をしてきたのか、勉強してみることにしましょう。