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貧乏な幸せの実践アイテムを探せ
 

貧者の機械

貧者のスーパーコンピュータ

クラスタリング技術によって、市販レベルのコンピュータを統合し、スーパーコンピュータに伍する力に引き上げたもの。

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クラスタリング技術  clustering technology

コンピュータの対障害性を向上する要素技術。同種のコンピュータ、中央演算処理装置(CPU)などをネットワークで複数台を房型に接続して、あたかも1台のコンピュータのように見せる機能である。これにより、ひとつのシステム単位に障害が発生しても即座に別のコンピュータ、CPUに処理を引き継ぐことが可能となる。この技術は従来、超並列コンピュータや汎用機で使われていたが、最近ではウィンドウズNTを搭載するパソコンサーバーの領域で採用されている。PCサーバーのクラスタリング技術の主な製品としては、アメリカ・タンデムコンピューターズのサーバーネット、マイクロソフト社のウルフパックなどが発表されている。

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プアマンズ・フェラーリ  poor man's Ferrari

フェラーリ社製の車はきわめて魅力的だがきわめて高価なので、“実際に購入して乗ることのできる人”より、はるかに多くの“乗りたいけれど買えない人”がいる。そこで各メーカーは、少しでもフェラーリに乗ったような感覚に近い、あるいはそんな気にさせてくれる自動車を製造している。ユーザー側も、それを素直にうけとめて、イタリア車ではアルファロメオ社製の自動車全般、日本車ではトヨタ社のMR2(絶版)などを、プアマンズ・フェラーリ(貧乏人のフェラーリ)とよんでいる。

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プアマンズ・ポルシェ  poor man's Porsche

ドイツの高級スポーツカー“ポルシェ”についてもフェラーリと同様であるが、プアマンズ・ポルシェ=カルマン・ギアについては些か事情は異なる。カルマン・ギヤはフォルクスワーゲン社の旧ビートルのシャシにスポーティな外皮を与えただけのものだが、そのビートルとポルシェは同じ設計者(フェルナンド・ポルシェ博士)によるものなのだ。

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プアマンズ・アルファ  poor man's AlfaRomeo

フィアット社の自動車。とはいえ、実際には現在のアルファロメオ社はフィアット社の一部門である。財政危機危機におちいってフィアット社に買収されたのだ。

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