注目のスポーツジャーナリスト◆二宮清純1960年愛媛県生まれ。日本大学卒。学生時代から雑誌の記事を書き始める。スポーツ紙や流通紙の記者を経て27歳で独立。スポーツジャーナリストのはしり。スポーツ現場での取材を通した組織論、人物論でも評価が高い。IOC、FIFAなどの組織批判でも名を馳せた。テレビのコメンテーターとしても活躍。CM出演などもあり。 ◆後藤健生1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院卒業。日本サッカーライターズ協会理事。東京オリンピックをきっかけにサッカーのとりこになる。ワールドカップは74年以降、連続観戦。W杯を世界の歴史・地理的な観点から分析、政治学的なアプローチをするのが特徴。いわば書斎派的筆致。 ◆今宮純1947年神奈川県生まれ。慶應義塾大学卒。日本人初のフリーランスのモータースポーツ・ジャーナリスト。87年以降、現在までフジテレビのF1中継の解説者であり、F1ブームの火付け役といっていい。ほかにも雑誌、新聞で活躍。また雅子夫人もF1ジャーナリストである。 ◆長嶋茂雄1936年千葉県生まれ。日本野球界が生んだ最大のスター。1958年、読売巨人軍へ入団。王貞治とともにONと呼ばれ、V9の黄金時代を築く。1974年〜80年、92年〜01年読売巨人軍監督。退任後、同球団終身名誉監督。02年、各球団のキャンプ地を巡り取材する"行脚"が話題になった。現役・監督時ですらライバル球団の選手にファン、信奉者をもったというカリスマぶりであり、また現役・監督時から「読売球団にありながら球界全体 (当座の対戦チームのことすら) を本気で心配したりする」超越的な姿勢をとっていた。解説・評論を行う側となった今シーズン、その言動は大いに注目される。 ◆金子達仁1966年神奈川県生まれ。法政大学卒業後、「サッカーダイジェスト」誌記者を経て、スペインに移住。96年、ミズノ・スポーツライター賞を受賞。97年には『28年目のハーフタイム』がベストセラーに。つづけて『決戦前夜』もベストセラーとなり、注目を浴びた。現在、執筆ジャンルは、人物、グルメ、音楽など広がりを見せている。 ◆玉木正之1952年京都生まれ。東京大学中退。大学在学中から演劇・音楽・映画評、コラム等を執筆。ミニコミ出版の編集者などを経てフリーに。プロ野球・メジャーリーグを中心にオールラウンドのスポーツ論を執筆。ほかにも音楽評論家、小説家、放送作家として活躍。サンタ髭とメガネでテレビでもおなじみ。 ◆阿部珠樹1957年生まれ。北海道出身。明治大学卒業後、出版社勤務を経て、87年からフリー。プロ野球、メジャーリーグ、競馬などを中心に、「Number」「優駿」などにドキュメントやコラム記事を執筆。野茂、佐々木など、日本人メジャーリーガーのインタビューも多く手がける。情感あふれる文章と構成力には定評がある。 ◆大串信1956年東京生まれ。1986年システムエンジニア&テクニカルライターとして独立。コンピュータ関連に加え、モータースポーツを中心に取材と執筆を行っている。その活動領域はF1だけでなく、国内フォーミュラレースなどモータースポーツ全般をカバーしている。 ◆増島みどり1961年神奈川県生まれ。学習院大学卒。日刊スポーツ編集部を経てフリー。陸上・野球・サッカーを中心に、選手に密着した取材をおこなう。99年ミズノ・スポーツライター賞受賞。シドニー前には高橋尚子を徹底取材。人脈が豊富で、イチロー、新庄、中田英寿などの独占インタビューが取れることでも知られている。 ◆青島健太1958年新潟県生まれ。慶應義塾大学卒。東芝を経てヤクルト・スワローズ入団。89年退団後、オーストラリアでの日本語教師を経て、スポーツライター、キャスターに。さわやかなキャラクターでテレビなどでも人気。社交ダンスは3級の腕前。 |
||||||||||||||||||||||||||