月刊基礎知識
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2018年01月号
イスラム・アメリカ・世界を考える用語集
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日本人の嗜みとしての「正月」

日本の新年は、「明けましておめでとうございます」から始まります。一年の中でもとくに正月は、伝統的なしきたりや習わしが色濃く、そして数多く伝えられています。新しい年の無病息災を祈る正月行事など、今回は、知っておきたい「正月用語の基礎知識」です。

執筆者:竹中龍太

イスラムと西欧の1990年代

2015年1月7日、パリの週刊新聞「シャルリー・エブド」社が襲撃され、翌々日には同じパリのユダヤ食品専門スーパーマーケットで人質事件が発生しました。日本から中東を歴訪した安倍首相は、17日、イラク、シリアの難民・避難民支援、トルコ、レバノンへの支援のため、2億ドルを拠出することを表明。そして20日、日本人2人を人質に取り身代金の支払いを要求する動画が公開されました。

今回は改めて時代をぐっと遡って、1990年代の世界に戻ってみましょう。記憶に新しい「イラク戦争」や「9.11」以降の時代はさておいて、それ以前、欧米にとって「イスラム」とはどんな存在だったのでしょう。現代用語の基礎知識1991年版から2001年版に掲載の項目から、「イスラム脅威論」「文明の衝突」など「イスラム対西欧」に関わる用語を中心にアーカイブします。

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