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カラダにいいことシリーズ

健康長寿の人が毎日やっている腎臓にいいこと

透析専門医が教える!
健康長寿の人が毎日やっている腎臓にいいこと
  • 通常販売
  • 別府 浩毅
  • 腎臓に不安が生じたら、食事、栄養、生活習慣…どうすればいい? GFRが60を切る前に必ず読む本。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,540 円(本体 1,400 円 + 税)
    四六 判/ 256ページ
    2024年06月07日 発行
    ISBN 978-4-426-12995-8
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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腎臓に不安が生じたら、
食事、栄養、生活習慣…どうすればいい?
GFRが60を切る前に必ず読む本。

◆本書「はじめに」より抜粋
 わたしたちのクリニックでは、日本人の「健康寿命の延伸」を目指し、薬や高度な医療機器による治療と並行して、患者さん自身が生活を振り返り、改善することを重視した医療を提供しています。
 日々心臓や脳、血管といった循環器や糖尿病の治療を行うなかで、一見腎臓は直接関わるものではないようにも思えますが、じつは切っても切れない関係なのです。
なぜなら、心臓が悪い人のほとんどは腎臓も悪く、腎臓の悪い人の半分は糖尿病が原因となっているからです。

 ところが、腎臓は人の身体を縁の下から支えている大切な臓器であるにもかかわらず、残念ながらなかなか注目されていません。
 診療にあたっていても、どれだけ重要な臓器であるのかを理解していただくことが難しく、患者さんに対して歯がゆい思いをすることも少なくありません…。

 腎臓はとくに、事前対応が大切な臓器です。
 腎臓が悪くなってから、つまりは人工透析に入る直前に「治してほしい」と言われても、元通りに治すことができません。
 「もう2~3年早く来院してもらえたらよかったのに…」
 と思うケースが、とても多く見られます。

 だからこそ、本書を通じて腎臓の役割や価値を知っていただき、「腎機能が悪くなりはじめたら早い段階で治療に取り組みましょう」というメッセージを送りたいのです。

 たとえば、身体がむくむ、気だるさがある、息切れする、身体に変調を感じる、といった症状がある人は、腎機能が低下しているかもしれません。
 糖尿病の人、糖尿病予備軍の人も、腎臓に何らかの支障をきたしている可能性があります。

 このような症状がある方々は、ぜひ本書を読んでいただきたいのです。
 本書をきっかけに、腎臓とのいいお付き合いができる人が増えることを心より願っています。

著者紹介

別府 浩毅 (べっぷ こうき)

心臓専門医(循環器専門医)総合内科専門医 糖尿病専門医 透析専門医
広島大学医学部医学科卒。京都大学医学部附属病院、三菱京都病院等で循環器内科、糖尿病を専門として15年の勤務を経て独立開業。
「第一は生活習慣の見直し」をモットーとし、治療薬や高度な医療機器による成果を出しつつも、患者自身が生活を振り返り、改善することを重視している。
特に心臓疾患の多くが糖尿病などの生活習慣病と大きく関係していることを危惧しており、食事・運動といった日常の基本的な生活習慣改善を重点的に指導。生活習慣病は相互に関連することから、より質の高い医療を提供する医師としても珍しい4つもの領域の専門医資格を取得。
「患者とともに歩む医療」をテーマに掲げ、日々の治療に励んでいる。

目次

第1章 本当に怖い、腎臓にまつわる病気
第2章 そもそも腎臓の働きって、何?
第3章 腎臓がよくなる「食」の習慣
第4章 腎臓がよくなる「運動」の習慣
第5章 腎臓がよくなるその他の生活習慣
第6章 もっと詳しく、腎臓病について

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