健康法
なぜ、あのおっちゃんはいつも元気なのか
名医が教える健康長寿のカギ「リンパ球数2000」の秘密
- 谷口 一則
健康長寿の人は「リンパ球数」が「2000」以上だった! 大阪の名医がわかりやすく教える、目からウロコの健康のコツ。
◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→「試し読みサービス」へ
- 定価 1,540 円(本体 1,400 円 + 税)
四六 判/ 288ページ
2022年02月04日 発行
ISBN 978-4-426-12770-1 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
- Amazonで購入する>>
◆健康長寿の人は「リンパ球数」が「2000」以上だった!
大阪の名医がわかりやすく教える、目からウロコの健康のコツ。
◇本書「はじめに」より抜粋
突然ですが、あなたは、自分の「リンパ球」の数を知っていますか?
理想のリンパ球数は、2000以上です。
いきなり「リンパ球」と言われても、一般の人は「えっ、何?」と戸惑われるかもしれません。でも本来、リンパ球は自分の健康の指標である「免疫力」の強さを知る上で、重要な要素なのです。
私は大学を卒業後、外科医や救急医として第一線で16年間、開業医として地域医療に従事し17年間、人の生死に関わる仕事に携わってきました。多くのがん患者さんの手術や抗がん剤治療にも携わってきました。
その中で気づいたのは、がんの治療をされたほとんどの方は、リンパ球数が1000以下になっているということでした。とくに、抗がん剤治療や放射線治療をされた方には、顕著にリンパ球の低下が認められました。
病気だけではありません。町の開業医として多くの未病の方を診ていると、高齢になるにしたがって心や体の不調が日常的に起こり、体力も低下し、元気がなくなってきます。そういう方のリンパ球を見ると、いままで2000以上あったリンパ球数が2000以下になっているのです。身体が弱ってきたり、高齢になったりすると、リンパ球数が低下するのです。
こうした経験から私は、確信を得ました。
「元気のカギはリンパ球にあり!」
では、そのリンパ球は、どうやって増やしたらいいのでしょうか?
それを解決する方法や生き方を、この本ではご紹介したいと思います。
著者紹介
谷口 一則 (たにぐち かずのり)元気と健康プロデューサー/Dr.谷やん
1961年、大阪生まれ。大阪の何でも屋の開業医。
大学卒業後、大阪大学医学部第二外科に入局。その後、国立大阪医療センター外科、千里救命救急センターなどで救急医として研修し、がん医療や救急の第一線の現場で勤務する。また、米国UCLAで移植医療に、台湾大学医学部では緩和医療に従事した。17年間一貫して外科系の医療を実践し、人間の生と死に関わる医療に携わってきた。脂の乗り切った40代前半、「体重95キロ、血圧189/100、中性脂肪500以上」という医者の不養生を絵にかいたような状態になり、体調を崩す。それをきっかけに43歳の時に、病気にならない予防医学の重要性に気づき、開業医を目指す。
現在は街の開業医として、風邪からがんまで1日120人以上、年間3万人以上の患者さんの治療に携わる傍ら、地域の、かかりつけ医として訪問診療をこなしながら、学校医、産業医として幅広く地域の医療活動し、医師会活動にも従事している。
目次
第1章 リンパ球数が上がれば、「奇跡」が起こる!
第2章 「リンパ球数2000」をキープすると、なぜ健康になるのか?
第3章 リンパ球数を上げるための「準備」
第4章 リンパ球数を上げる「習慣」を身につける
第5章 リンパ球数を上げる「未知なるもの」に出会う行動