アニメが蹴散らす現代用語のお花畑◆覇権アニメ決められたクール内において、最もBD(ブルーレイ)やDVDを売り上げたアニメのこと。例えば、2011年の覇権アニメは『魔法少女まどか☆マギカ』だった。 ◆僕と契約して、魔法少女になってよ!『魔法少女まどか☆マギカ』のキャラクターが、主人公らを魔法少女に誘う時のセリフ。契約、約束してもらいたい時に応用がきく。「僕と契約して、モバイル現代用語の会員になってよ!」「僕と契約して、流行語大賞ツイッターのフォロワーになってよ!」。→こんなの絶対おかしいよ ◆キマシタワー!!!いわゆる百合(女性同士の恋愛)展開への期待を表現する言葉。元はアニメ「ストロベリー・パニック」の1シーンにあり、たいていは登場人物である涼水玉青(すずみたまお)のAA(アスキー・アート)とともに用いられる。実際には単なる友人同士が仲良くしているだけのシーンであっても、一種の煽りとして発せられることが多い。 ◆絶叫上映会本来映画上映中に声を発するのはマナー違反であるが、あえてそれを推奨した特別上映会のこと。もともとは有志が主宰した「絶叫オフ」が出発点であるが、その叫んだり歌ったりの白熱ぶりに注目した制作側が公式に開催するようになった。特に有名なのが『魔法少女リリカルなのは TheMovie 1st』で、一時はDVD/BD特典として収録されることも検討されるほどの盛り上がりを見せた。→なのは将棋 ◆ひき☆スタ神奈川県が開設した引きこもり支援サイト。アニメ化もされ大ヒットした美水かがみのコミック『らき☆すた』にちなんで命名されたと思われるが、そのセンスに戸惑いの声もあがっている。衣服が身体に密着したアニメ調のキャラクターが案内役を務めていたり、「言ってみた」「描いてみた」等ニコニコ動画を思わせる分類がされているなど、運営者の「なんとか敷居を下げよう」という思いが伺われる。 ◆洛天依 LUOTIANYI中国語によるVOCALOID3エンジン用のボーカロイドキャラクター。日本のロウカルチャーを意識したアニメPVも制作され話題になる。世界最大の母語人口を誇る中国語だけに、今後の展開が注目を集めている。2012年7月に発売。 ◆ザクとうふアニメ『機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍モビルスーツ「ザク」の頭部をモチーフとした豆腐。機体の色に合わせた枝豆味で、2012年3月に約14万丁が出荷されるや瞬く間に品切れ店が続出し、入手困難になるほどの人気を見せた。容器のデザインが絶妙で、「食べ終わっても捨てられない」との声が多数上がっている。 ◆こんなの絶対おかしいよ『魔法少女まどか☆マギカ』第6話のサブタイトルから、魔法少女が破滅へと向かうきっかけとなる。ネットなどで、理不尽なときに多用されるフレーズに。 ◆大丈夫だ、問題ないゲーム「エルシャダイ」の主人公が、「そんな装備で大丈夫か?」との問いかけに対し、返したセリフ。 日常生活において、「そんな髪型で大丈夫か?」「大丈夫だ、問題ない」などと使われる。 ◆なのは将棋アニメ『魔法少女リリカルなのは』をモチーフとしたコンピュータ将棋プログラム。当初はイロモノ扱いされていたものの、第21回世界コンピュータ将棋選手権において独創賞を受賞、第22回では見事10位入賞を果たしシード権を獲得、その実力を証明した。 対局開始時には「なのは、行きます」、詰みを発見すると「これがわたしの全力全開!スターライトブレイカー!!」と叫ぶ。 ◆アホ毛一般的にはまとめた髪から飛び出ている短い毛を指すが、近頃ではアニメ・マンガ・ゲーム等のキャラクターにおいて、あたかも昆虫の触角のように飛び出ている毛を指して言うことが多い。その原因がくせ毛なのか寝ぐせなのかスタイリングなのかはたいてい不明であるが、髪の毛であるにも関わらず自力で動く表現も多く、萌えポイントの一つとして認知されるようになっている。 |
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