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再び三たび流行する病気と健康の用語集
 

元気を食べよう!〜健康食品の歴史

清浄野菜(1958)

本誌1958年版収録。以下、

人ぷん尿を使わず化学肥料で育った野菜。わが国は世界でも有数の寄生虫国だといわれているが、その原因は人ぷん尿を施した野菜を食べるからだ。そこでこのごろは人ぷん尿を使わずに、硫安その他の化学肥料を使って野菜を栽培することが奨励されている。とくにキウリ、ネギ、レタス、パセリ、イチゴなど、なまのままで食べる野菜については厚生省から人ぷん尿を使ってはいけないという省令ができている。しかしそうはいっても果して清浄野菜かどうか八百屋さんの店頭に並べられてしまっては見分けがつかないから、都市によっては八百屋さんやレストランの店頭へ清浄野業を取扱っていることを表示させているところもある。戦後米軍が日本へ進駐してきたとき、日本の野菜を食べず、沖縄から清浄野菜をとりよせたり、内地で水耕怯により清浄野菜を作って食べていたのが始まりである。

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清浄野菜(1987)

本誌1987年版収録。以下、

清浄野菜と呼ぶ場合、4つの定義があり、それも時代とともに変ってきている。<1>人ぷん尿を使わないという意味、<2>ビニールシートを使って栽培した野菜、<3>水耕栽培によって生産された野菜、<4>農薬を使用しないで栽培した無農薬野菜、という意味である。<1>の定義は終戦後の時期の呼び方であり、<4>の定義が近年のものである。現代では無農薬野菜に消費者の関心があるが、まったく農薬を使用しない野菜はきわめて少ないとみられている。

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自然食品(1971)

本誌1971年版収録。以下、

農薬や飼料などの中の薬品が人体に有害であるとして、最近、これらのものや金肥を用いないで、自然のままでできた農産物とその加工品が自然食品と称して商品化されている。さらに食品の漂白、着色もきらって「自然色」をすすめるものもでている。

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自然食品(天然食品)(1976)

本誌1976年版収録。以下、

染色剤、防腐剤など食品添加食品の人気は上昇しているが、ビニール栽培でないというだけでふつうの畑でとれたトマトが「天然トマト」として売られたりする。そこで公取委は「天然」「自然」の表示ができるのは次の各条件を満たす場合に限られるとしている。≪加工食品≫<1>原材料が自然の状態において含有していた成分を消失、減少、変質させるような加工がなされていないこと、<2>食品添加物を用いておらず、かつ残留農薬等が、含有されていないこと、<3>「天然」でないものが現に販売されていて、消費者に区別できること。≪加工食品の製造方法に使用するとき≫<1>醸造、製造方法が古来から伝統的なものであること、<2>他の製法で製造されたものが、現に販売されていること。≪生鮮食品≫<1>養殖、または人工的に栽培されたものでないこと、<2>残留農薬等が含有されていないこと。

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自然食品(1988)

本誌1988年版収録。以下、

一般的な解釈としては、添加物を含まない、昔ながらの製法でつくられた食品をいう。薬品と食品の中間にある『健康食品』については昭和61年、自主基準ができたが、自然食品は定義づけがむずかしいため難航し、62年7月、全日本健康自然食品協会がやっと自主基準をつくった。これによると、扱う食品は米、魚、野菜などの生鮮食品からハム、ソーセージ、牛乳などの加工食品まで食品全般。そして野菜は農薬を使わないこととか、豆腐は原料に丸大豆と天然苦汁を使用すること、こうり豆腐はアンモニア処理をしないことなど、厳しく規定されている。また合成添加物は一切使用しないなど、食品衛生法や日本農林規格(JAS)などの食品基準よりさらに厳しいもので、はたしてどれだけの食品が合格するか危惧する声も聞かれる。

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健康食品

本誌1986年版収録。以下、

「健康食品とは何か」となるとその定義はないに等しい。政府部内でも「いわゆる健康食品」とか「健康志向食品」など、各省庁によって呼び方まで混乱している。厚生省の非公式な見解によると、健康食品とは、「通常の食品より積極的に保健、健康増進などの目的をもち、すくなくともそうした効果を期待されている食品」ということになる。農林水産省は「食品は本来、健康のためのもので、有害物質の入っている不健康食品はあつても、健康食品はありえない」と存在そのものに否定的な態度であったが、その農水省が昭和64(1989)年度までの5カ年計画で、健康食品に品質基準を定め、定義づけも厳格にすることを59年8月明らかにした。

大きく分類すると、健康補助食品、天然・自然食品、栄養補助食品、低カロリー食品、医薬品もどき食品などに分かれ、厚生省はこれらを「健康志向食品」としてとらえている。昭和40年代後半から、当時ブームだった自然食品とあいまって広まり始め、とくに49〜50年の紅茶キノコ騒ぎで健康食品フームはピークを迎え、現在も約2000種が売られ、農水省の推計によると、年間の売上げは5000億円市場に近づいているといわれる。だが、その製造基準や“薬効”などに問題も多く、60年4月、国民生活センターは、この“薬でも食品でもない健康食品”をテストして、「健康食品は医薬品ほど有効でなく、通常の食品に比べ、はるかに安全性に劣る」という結論を出している。

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機能性食品

本誌1988年版収録。以下、

食品には栄養や味のほかに体のリズムや免疫を高める機能をもつものがある。しかし、そのままでは体内でうまく作用しないので、人工的に、バイオテクノロジーなどで加工し、そうした機能を十分に発揮できるようにした食品をいう。文部省は昭和59(1984)年から医学、薬学、工学などの専門家を動員して特別研究班をつくり、機能性食品の概念をまとめ、これを受けて厚生省は63年度からその普及促進をはかることになったが、生理学者や栄養学者のなかには、「はたしてうまく機能するかどうか。天然の食品に小ざかしい細工をする必要はない」と否定的な発言をする人が少なくない。

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ビタミンーブーム

本誌1984年版収録。以下、

本来、医薬品であるはずのビタミン剤を「健康食品」として考える動きが出てきた。ビタミンショップとかビタミンコーナーが昭和57年秋ごろからデパートにまで店開きする勢いで、今やビタミン剤はお中元やお歳暮のギフト商品になるほどの売れ行き。“飽食の時代”でありながら、何かが欠けていると不安を抱く人たちにとって、これはいわばお守り的存在なのかもしれない。過熱したブームは、30年代のクロレラ、40年代のコンフリーを思い出させる。終戦直後にもビタミンブームがあったが、このときはビタミンBが中心。今回はビタミンCとE。57年11月に日本版の出た、アメリカのベストセラー『ビタミン・バイブル』(アール・ミンデル著〉が、さらにブームをあおった。業界は1000億円市場とはやしたて、婦人服メーカー、化粧品メーカー、はては不動産業者まで進出している。

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医薬品/医薬部外品

薬事法第2条第1項で「日本薬局方に収められている物」「人又は動物の疾病の診断、治療又は予防に使用されることが目的とされる物であって、器具器械でないもの」「人又は動物の身体の構造又は機能に影響を及ぼすことが目的とされている物であって、器具器械でないもの」と定義され、品質・有効性・安全性の確保などの目的で規制されている。医薬品の使用者による分類では、医療機関で使用する「医療用医薬品」と、薬局・薬店で販売される「一般用医薬品(大衆薬、配置販売薬)」に分けられる。なお、医薬部外品は、ある程度の薬効はあるが人体に対する作用が緩和であり、口臭や体臭の防止、あせも、ただれ等の防止などに用いるものである。製造には承認・許可が必要であるが、販売についてはとくに規制がなく、スーパーやコンビニ店でも購入できる。

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EPA(エイコサぺンタエン酸)

本誌1984年版収録。以下、

不飽和脂肪酸の一つ。極寒の地グリーンランドに住むエスキモーは、魚やアザラシなどの動物性食品ばかり食べているのに心筋梗塞や動脈硬化症の病気になりにくいという事実に注目したデンマーク人学者が、調査してみると、エスキモーの血中には、このEPAがたくさん含まれていることがわかった(1978年)。EPAは、イワシ、ニシン、サバ、タラなど寒い海の魚に豊富に合まれている。そうした魚を常食していると、EPAの働きによって、血液の凝固するカが抑えられ、動脈硬化に付随する血栓のできるのを予防する──というわけで、EPAをカプセルに入れて、「健康食品」としですでに20数社が売り出しているが、まだビタミン剤ほどのブームにはなっていない。

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ドコサヘキサエン酸(DHA)

本誌1992年版収録。以下、

脳の記憶学習中枢の構成物質で、血栓を予防する物質として知られている。魚のうち特にマグロ、ブリ、イクラ、サバ、サンマ、イワシなどに豊富に含まれており、このことから「魚を食べると頭がよくなる」と、水産庁などは1990(平成2)年秋ごろから、盛んにキャンペーンを展開している。魚を主体とした水産物の摂取が、人類の脳の進化に中心的役割を果たしたと主張する、ロンドンの動物学者の出した本(89年秋)がきっかけになって、魚はにわかに“知能食品”として脚光を浴びはじめた。人間の脳に対する作用については、まだ研究が始まったばかりだが、DHAは脳の発達、大きさに影響し、知能指数にも関係するのではないかという研究が国の内外で発表され注目されている。

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ベータカロチン神話

本誌2002年版収録。以下、

緑黄色野菜をたくさん食べるグループにはがんが少なく、中国林県での臨床試験でも、ベータカロチンを飲んだ人たちのがん死が13%減少しているところから、ベータカロチンはがん予防の切り札と考えられてきた。ところが、フィンランドで行われた臨床試験では逆に、ベータカロチンを飲むと肺がんの発生率が18%も増加した。アメリカでの試験の途中解析でも、ベータカロチンが肺がんを28%増加させる傾向がみられ、試験は中止された。林県のように、栄養が不足がちな地域ではベータカロチン補充に意味があっても、栄養過多の先進国では過剰摂取になってしまうということか。身体によいといわれる成分でも、人工的に大量に長く摂取すると危険な場合があるわけである。しかし、緑黄色野菜を食べることの意義まで否定されたわけではない。バランスのとれた食事をとることには、がんを含めた各種成人病を予防する効果がある。

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食物繊維

本誌1991年版収録。以下、

dietary fiber

消化器のがんのうち日本人に圧倒的に多いのは胃がん。だがこの10年来、大腸がんの罹患率と死亡率は増加の一途をたどっている。その原因を食生活の角度から分析してみると、食事が欧風化するほど大腸がんのふえてくることがわかってきた。そこで注目されたのが繊維質の食べ物。つまり穀類、イモ類、野菜類である。有害物質を含んだ食物は腸内に長時間とどまるほどがんを誘発する危険性が高まる。ところが繊維質をたくさんとると、食物の腸内通過時間が早まる。さらには有害物質の毒性そのものをとり込んだり、その発生を抑える働きもする。ということで、栄養的には無用とされていた食物繊維がにわかに脚光を浴び、5大栄養素(たん白質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル)についで「第6番目の栄養素」として注目されている。しかし、食物繊維は本来、消化されにくいもの。それだけに、量が過ぎると下痢することもあり、カルシウムや鉄分の吸収を防げるという逆効果もあるので「日本的な食生活を送っている人には必要ない」と断言する栄養学者も少なくない。

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微量元素(微量栄養素)

本誌1991年版収録。以下、

鉄や亜鉛など、体内に数ミリグラムから数グラムしかない微量元素が栄養学の面から見直されている。量がごくわずかでも、バランスがくずれると味覚障害や貧血など体調に異常をきたしたりする。鉄、コバルト、ニッケル、マンガン、亜鉛、銅など体に必要な微量元素は20種類以上あるといわれる。なかにはヒ素や鉛など毒物と考えられている元素もあり、体の内部での役割もわからない点も多い。バランスよい食生活をしていれば自然に適量を摂取できるとされているが、加工食品の多い食生活をすると欠乏症につながる場合もある。一方、健康ブームに乗って鉄分などの微量元素入りの清涼飲料やキャンディー(たとえば鉄骨飲料や鉄骨アメ)も続々と登場している。

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ビヒィズス菌

本誌1959年版収録。以下、

bacillus bifidus 羅

腸内に生理的に繁殖している乳酸菌の一種で人工栄養児では、この菌の繁殖が不充分で、下痢などの腸疾患が起り易いといわれる。クーン博士(ビタミンの研究でノーベル賞をうけた)は最近、N・アセチルグルコサミンにはビフィズス菌の繁殖を促す働きがあり、治療的に有効であると発表した。

→ビヒズス菌入り食品

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ビヒズス菌入り食品

本誌1982年版収録。以下、

ビヒズス菌は人間や動物の大腸内で生息し、有毒アミンやアンモニアなどの毒を抑える働きをするため、人間の健康上からみても良菌である。しかも、乳酸菌のように酸に弱い性質がないので、酸性の強い胃液の中を通っても、生きたまま大腸まで到達できるという特長を利用して、乳製品の各メーカーが長年研究の結果、昭和52〜53年から製造販売をはじめた食品である。整腸に効果があり、便秘が治り肌がきれいになるなど、健康上、美容上の効果がうたわれている。市販のものには、ビヒダス、ビヒダスヨーグルト、ミルミル、ビヒズス飲料、ヨーグレットなどがある。

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アスパルテーム

本誌1984年版収録。以下、

チクロが発ガン性を理由に使用を禁止(昭和44年)されて以来、これにかわる有力な人工甘味料として有力視されている。アメリカの製薬会社G・Dサール社が開発、日本の味の素が製造技術の特許権をもっておリ、甘さは砂糖の180〜200倍。58年7月、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、このアスパルテームのソフトドリンクヘの便用を認可し、わが国でも同年8月、厚生省が食品添加物として正式に認めたが、消費者団体は強く反発している。

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ネオシュガー

本誌1984年版収録。以下、

砂糖とわずかに構造が異なるだけで、虫歯になりにくいうえ、カロリーもほとんどないという新しい天然甘味料。明治製菓で開発されたもので、「フラクトオリゴ糖」と呼ばれる糖類。サッカリンなどの人工甘味料は、甘さ、低力ロリーなどの点ではすぐれているが、砂糖のように菓子類の本体にならないのが難点。その点ネオシュガーは砂糖と同じように便える。健康食品あるいは若い女性向けの低カロリー食品として、昭和58年末には市場に出回る見通し。砂糖が原料のため、値段が砂糖よりかなり高くなるようだ。

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キシリトール  xylitol

本誌2002年版より。※初出1988年。以下、

虫歯の原因になる酸をつくらない天然素材の新しい甘味料。フィンランドで生まれたもので、白樺や樫(かし)などの樹木から採れる成分を原料にしてつくられ、ガムなどに使われ「歯に安心」と宣伝されている。虫歯は口の中で糖を分解する際に出る酸で歯のエナメル質が溶けるのが原因とされるが、キシリトールはこの作用を抑制するといわれている。厚生省(厚生労働省)は1997(平成9)年、食品添加物に指定。製菓会社はいっせいにキシリトール入り菓子の生産にのりだした。この甘味料はインスリン分泌を促進するが、インスリン作用を介さずに細胞内に入り、血糖に影響をあたえないなどの特性をもっているので、医療用として糖尿病患者に対して、ブドウ糖の代用としてエネルギー補給の目的で用いられる。厚生省は「虫歯の原因にならない」などとうたったメーカーに対して、栄養改善法に違反するおそれがあるとして指導を行った。

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塩べらし

本誌1984年版収録。以下、

“塩からさ”の味は食塩そのままで、しかも食塩(塩化ナトリウム)を65%とか90%カットした塩代用品の商品名。血圧を高めるのは塩の成分である塩化ナトリウム。そこで、塩化ナトリウムにかわって、塩化カリウムを主体とした新しい“塩”が昭和57年に売出された。塩化カリウムは同年1月、食品添加物として厚生省から認可された。健康志向に乗って低塩、減塩と銘打った食品がふえているが、これは全く新しい“塩でない塩”である。

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赤ワイン・ブーム

本誌2002年版より。以下、

赤ワインが、動脈硬化を防ぐ効果の大きいことが、わが国の国立健康・栄養研究所の実験で明らかになった(1995(平成7)年)。これは赤ワインに豊富に含まれるポリフェノールという物質が、体内で酸化変成して動脈硬化を引き起こす悪玉コレステロール(LDL)の働きを抑える作用があるからで、他のアルコールに比べて赤ワインを飲むほうが、明らかにLDLが酸化されにくいことが判明した。さらに赤ワインには動脈内に流れ込んだ血栓を溶解する働きがあることが確かめられた。イヌを使って赤、白ワインの効果を比較検討した結果、赤ワインは明らかに血栓による血管狭窄を予防したが、白ワインの場合は効果はみられなかった。

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あまちゃづる

本誌1986年版収録。以下、

ウリ科の多年生のつる草。日木全土に自生し、簡単に栽培できる。このつる草に、サポニンという薬用朝鮮人参と全くおなじ有効成分が含まれているということで、昭和60年初めごろから、健康食品として人気を集めている。もっとも、健康食品のブームは2年ごとにチャンピオンが入れ替わるという。この人気どこまで続くことやら。

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健康酢

本誌1988年版収録。以下、

玄米や柿などからつくった酢でとくに健康食品的な効用があるといわれるもの。確かに酢は食生活上きわめて有用な調味料であり、食欲を増進するとか、塩分の取り過ぎを防ぎ高血圧の予防につながるなどの働きはあるが、その効用を過大評価して飲用しても意味はないと、専門家は警告している。アルカリ食品だから体にいいなどというのも科学的にみて誤りだという。国立栄養研究所の山口迪夫部長らの報告によると、米酢、穀物酔、果実酢、合成酢などの成分を分析して、それぞれの医薬的効能を検討したところ、どの酢も全体の90%までが水で、これにごく微量のアミノ酸、酢酸、コハク酸などを含んでいるだけで、栄養的価値は、ほとんどないということ。『健康酢』にはとうてい科学的根拠があるとはいえないと断定している。

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