新成人

◆深田恭子

1982年11月２日、東京都生まれ。1996年、第21回ホリプロタレントスカウトキャラバンで１万9130人の中からグランプリに。97年ドラマ「海峡」（ＮＨＫ）でデビュー（15歳）し、98年金城武と共演したドラマ「神様、もう少しだけ」（フジ）でブレーク。2003年１月には「20歳のベストパールドレッサー」（主催・日本真珠振興会など）に選ばれ、桂由美のモデルとしてパリコレのステージにも立った。

◆宇多田ヒカル

1983年１月19日、ニューヨーク生まれ。父は音楽プロデューサー・宇多田照實、母は歌手・藤圭子。1998年12月、シングル「Automatic」でデビュー（15歳）。255万枚を売り上げる。99年３月に発売した初アルバム「First Love」は900万枚を超え、日本記録となった。1999年高額納税者・歌手部門1位、2000年同4位、2001年同3位。2000年９月には、アイヴィ・リーグのひとつ米国コロンビア大学に入学。2002年９月、15歳年上の写真家・紀里谷和明と入籍。

◆上原多香子

1983年１月14日、沖縄県生まれ。沖縄アクターズスクール出身。96年にＳＰＥＥＤの一員として、「Body＆Soul」でＣＤデビュー（13歳）。以後、トップアイドルグループとして「Go! Go! Heaven」「White Love」などのヒット曲を生む。99年夏には映画「DREAM　MAKER」に単独主演。00年３月31日にＳＰＥＥＤ解散後、ソロ歌手として活動するほか、ＣＭ、ドラマなどで活躍。

◆倉木麻衣

1982年10月28日、東京都生まれ。16歳で“Ｍａｉ・Ｋ”として「Baby　I　Like」で全米デビュー。99年「Love，Day　After　Tomorrow」で日本デビュー、「Stay　by　my　side」などがヒット。初アルバム「delicious　way」は300万枚を超える大ヒットとなった。2000年高額納税者・歌手部門13位、2001年同6位。デビュー以来、メディア露出を制限していたが、立命館大学合格後からはテレビ出演、ツアーなども行っている。

◆滝沢秀明

1982年３月29日、東京都生まれ。厳密には今回の新成人は同年の４月２日からだが、同世代の芸能人として活躍が著しい。95年ジャニーズＪｒに入り（13歳）、「魔女の条件」「太陽の季節」などのドラマに主演。98年には京都のシアター1200で初の座長公演を行った。02年９月、今井翼とのユニット「タッキー＆翼」でＣＤデビュー、10月に東京ドームでデビューコンサートを行い、Ｊｒを卒業した。

◆矢口真里

1983年１月20日、神奈川県生まれ。身長145cm。98年、第１回の増員でモーニング娘。に新メンバーとして加入（15歳）。翌年「ＬＯＶＥマシーン」が大ヒット。グループで映画「ピンチランナー」、ミュージカル「ＬＯＶＥセンチュリー」に出演。別ユニット“タンポポ”（02年卒業）、“ミニモニ。”としても活動。ソロではラジオのパーソナリティーほか、写真集などで活躍。2002年2月6日には写真集「ヤグチ」を発売。

◆加藤あい

1982年12月12日、愛知県生まれ。96年ジャスコのＣＭでデビュー（14歳）。翌年上京し、本格的に芸能活動を開始。同年ドラマ「ギフト」に出演。以降、「ベストフレンド」（ゴールデンでの初主演ドラマ）「池袋ウエストゲートパーク」「真夏のメリークリスマス」「やんパパ」などのドラマや司会、ＣＭ、写真集で活躍。

◆塩谷瞬

1982年６月7日生まれ。石川県出身。いわゆる「イケメン」男優の一人。2002年〜2003年放送の「忍風戦隊ハリケンジャー」主役ハリケンレッド＝椎名鷹介役で、子供のみならず、母親層にも絶大な人気を博す。折からの特撮ヒーロー→イケメン人気に乗って、同じくヒーロー出身の賀集利樹、杉浦太陽とともにフジテレビの深夜バラエティ番組「深夜戦隊ガリンペロ」の司会にも抜擢。

◆イアン・ソープ

Ian Thorpe。1982年10月13日生まれ。オーストラリア・シドニー出身。195cm、90kg。97年パンパシフィック水泳選手権（福岡）で国際大会デビューを飾る。98年世界選手権400m自由形では史上最年少の世界王者。シドニー五輪では3つの金メダルを獲得した。2001年世界選手権では大会史上最多タイの金メダル6個を獲得したが、2002年の選手権では惜しくも六冠を逃した。

◆恩田美栄

1982年12月13日生まれ。愛知県出身。伊藤みどりの師として知られる山田満知子コーチの指導を受ける。2000年世界選手権代表となり12位。01年４大陸選手権３位。2002年ソルトレーク五輪では伊藤みどり以来、10年ぶり史上２人目のトリプルアクセル（３回転半ジャンプ）に挑戦したが失敗、17位に終わった。同年11月のグランプリ（ＧＰ）シリーズボフロスト杯、ＮＨＫ杯では優勝を飾った。

◆綿矢りさ

1984年２月１日生まれ。京都市出身。厳密には来年の新成人。2001年、第38回文藝賞（河出書房新社主催）を「インストール」で受賞。堀田あけみ以来、20年ぶりの最年少受賞者（17歳）として話題に。また、同じく来年の新成人だが、2003年１月、島本理生（1983年5月生）の「リトル・バイ・リトル」が芥川賞候補に。受賞すれば最年少と騒がれたが、惜しくも落選した。