妊娠・子育て
専門医が教える 子どもの肌トラブル解決Book
- 伊藤 とうこ
正しい知識で適切な対応を! 年間延べ3000人のお子さんを診る専門医が、トラブル対処法をやさしく教える安心の1冊。
◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ
- 定価 1,595 円(本体 1,450 円 + 税)
A5 判/ 144ページ
2025年09月22日 発行
ISBN 978-4-426-13065-7 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
生後0日から小・中学生まで、あらゆる「お肌のお悩み」に──
年間3000人のお子さんを診る専門医が答えます。
◆本書「はじめに」より抜粋
私は岩手県の内科・小児科・皮膚科のクリニックで、皮膚科医として、0歳から15歳のお子さんを、年間約3000人診察しています。
共働きのご家庭では、病院にすぐに連れて行けずに、まずはドラッグストアで購入できる薬で対応されることも多いと思います。市販で購入できる薬も、うまく使えば病院に行かずとも、治すことができます。しかし薬の選び方や使い方を誤ってしまうと、逆に悪化させてしまいます。
親御さんに正しい知識を身につけてもらい、病院ですぐに受診できなくても、お子さんの肌トラブルをある程度診断することができ、市販薬で対応することができて、それでも治らないときには、病院でどのような治療を受けることができるのかがわかるような、そんなバイブル的なハンドブックを作りました。
誰よりも近くでお子さんの肌を毎日観察できるのは親御さんです。私はせいぜい数日に1回しか、お子さんを拝見できません。だからこそ、誰よりも近くで毎日観察できる親御さんに、お子さんの肌の状態をみて薬を選択できるような、お子さん専属の〝肌トラブルの名医〟になって頂きたいのです。
そうなれるよう、私がお教えします。
著者紹介
伊藤 とうこ (いとう とうこ)皮膚科専門医/医療法人社団IFG いとうファミリークリニック副院長(皮膚科・美容皮膚科・小児科・内科) 東京女子医科大学卒業後、同大学にて研鑽を積んだのち日本大学附属板橋病院皮膚科に勤務。その後日本大学病院皮膚科を経て、2015年には東京育明会ひまわり皮フ科院長に就任。翌年にはいとうファミリークリニック副院長となる。 近年の共働き傾向から、すぐに受診できず悪化してから来院されるお子さんや、市販の外用薬で不適切な薬を選んでしまい、悪化させてしまってから来院されるお子さんが増えていることを憂い、分かりやすく知識を体系化。忙しい保護者にも理解しやすい解説や治療指導が好評を得ている。 近年は医療・保育・教育関係者向けの講演活動にも力を注ぎ、皮膚科の知識を社会に広く伝える取り組みを続けつつ、年間約2万人の診察を行い、15歳以下の小児は年間約3000人を診察している。
目次
第1章 生後0日~生後3ヶ月の皮膚疾患
第2章 生後4ヶ月~1歳半頃までの皮膚疾患
第3章 1歳半以降の様々な皮膚疾患
第4章 小学生~中学生の皮膚疾患