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単行本

悪者図鑑

悪者図鑑
なぜ、「悪者」はいなくならないのか
  • 通常販売
  • トキワ エイスケ
  • 「僕は絶対に変える。このクソな世界を。」虐待と貧困から生き残った社会起業家が魂を込めて書いた、社会問題分析と解決策のノート。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,650 円(本体 1,500 円 + 税)
    A5変型 判/ 228ページ
    2021年02月05日 発行
    ISBN 978-4-426-12677-3
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
  •   

いじめ、貧困、パワハラ、虐待、DV…
「僕は絶対に変える。このクソな世界を。」
虐待と貧困から生き残った社会起業家が魂を込めて書きあげた、
現代社会の根本問題=「悪者」の分析と、被害者をなくすための解決策のノート。
「この世界ではなぜ、全員が幸せになれないのか」と思う、すべての人に。

著者紹介

トキワ エイスケ

虐待と貧困から生き残ったグローバル社会起業家。株式会社アメグミ代表取締役。
1991年生まれ。小さいころに父親から毎日のように怒鳴り声や殴る蹴るなどの虐待をうける。離婚後、子ども2人の母子家庭となるが、母親は年収150万円の派遣社員だったため、相対的貧困に陥る。生活保護をうけるが、母親は仕事のため毎日家にいない日が続いた。その状態が10年以上続いたある日、ふと「なぜ自分がこのような環境にいるのか」疑問に思い始める。父親について母親に聞いてみると、厳しい親から虐待に近いことを小さいころに同じように受けていたことを知る。母親もすぐに何かに対して感情的になってしまう性格で、行政やNPOに助けを求める選択肢を考えることができなかった。
自分のような家庭環境を世界から無くすため2016年に起業。これまでに約20人の投資家から1億円以上の資金を調達した。200-300年後に「全員基本的幸福(UniversalBasicHappiness)」を実現できる新しい社会システムを作るために、生きている間に次世代に繋いでいく活動を行っていく。

目次

Chapter 1 なぜ、悪者はいなくならないのか

1 なぜ、毎日のように虐待のニュースが放送されているのか。
2 たまたま入った会社の上司に人生を狂わされる。
3 放火、あおり運転、自爆テロ…なくならない社会問題。
4 富裕層にも、飛行機が突っ込んでくるかもしれない。
5 被害者が 100 万人いても、私たちは悲しくない。
6 犯罪に巻き込まれたくなければ、犯罪者のことを知ろう。
7 サイコパスが犯罪者になるのは、もったいない。
8 子どもは、愛されないと悪者になる。
9 なぜ、ハラスメントは許されなくなったのだろう。
10 虐殺は、事務作業のように簡単に行われる。

Chapter 2 悪者が作られてしまう仕組みが存在していた

1 なぜ、学校は非行少年を生み出してしまうのか。
2 勉強不足も、無関心も、見て見ぬふりも、全員共犯。
3 犯罪者に悲しい過去があることなど、想像できない。
4 エリートは、サル以上に間違った選択をしてしまう。
5 なぜ、黒人は警官によって銃で撃たれてしまうのか。
6 この世に絶対的な悪者は 1 人も存在しない。
7 2 つの違う価値観があれば、悪者は生まれる。
8 貧困は、悪者が生まれる直接的な原因ではない。
9 いじめられる原因を挙げれば、10 個以上にものぼる。
10 田舎の農家の不作が、都会の悪者を増やす。

Chapter 3 悪者のやっつけ方を間違えつづけた300年

1 300 年前の理想には遠く及ばない現在の社会。
2 なぜ、理性が弱いのに理性に頼る社会になったのか。
3 近くに住んでいる人を、仲間だと思えるわけがない。
4 無関心で怠慢な国民を作り上げた、教育の失敗。
5 税金が多くても少なくても、楽に生活したい国民。
6 そもそも資本主義は、平等のために存在していない。
7 国は少数のエリートではなく、多数のバカによって支配される。
8 科学が存在しても、魔女狩りはなくならない。
9 正しい情報より、間違った情報のほうが面白い。
10 明日あなたが悪者に襲われるかもしれない社会を、これからも続けるのか?

Chapter 4 今もエリートは何も知らずに間違いつづける

1 世界が繋がるグローバル時代、悪者はどこにでも現れる。
2 お金をタダでばらまいても、貧困は解決しない。
3 社会に貢献したいなら、NPO やボランティアに関わってはいけない。
4 イノベーションは、性犯罪の機会を増やした。
5 ただの努力目標である SDGs で、社会がよくなることはない。
6 多様性ある社会が、いじめを生み出す。
7 現状の社会では、監視社会がベストの選択肢になってしまう。
8 AI が仕事をなくしても、幸せにはなれない。
9 SNS 広告を使えば、いくらでも選挙結果を誘導できる。
10 子どもは輝かしい将来よりも今、親に愛されたい

Chapter 5 者も幸せになる社会を目指さなければいけない

1 悪者の幸せなくして、全人類の幸せなし。
2 エリートもバカも悪者も、同じ方法で幸せになる。
3 悪者の少ない場所へ逃げるのか、それとも全員の理性を鍛えなおすのか。
4 貧困層は、インターネットを徹底的に使いこなしなさい!
5 社会の仕組みを変えなければ、全員幸せにはなれない。
6 仲間は同じ場所ではなく、同じ目的で作りなさい。
7 専門家の種類は、大きく分ければ 4 つしかない。
8 人間を理解しなければ、新しい仕組みを作っても反発されるだけ。
9 目の前の良い面と悪い面を考えれば、すべてを見渡せる。
10 デザインだけが、すべての人を幸せにする仕組みをつくれる!

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