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僕たちは育児のモヤモヤをもっと語っていいと思う

僕たちは育児のモヤモヤをもっと語っていいと思う
  • 通常販売
  • 常見 陽平
  • 男性が激白する、育児の真実
    イクメンの限界と、シェア育児、兼業主夫化のすすめ

  • 定価 1,320 円(本体 1,200 円 + 税)
    四六 判/ 192ページ
    2019年08月08日 発行
    ISBN 978-4-426-12547-9
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
  •   

「育児だって、仕事だ!」
「イクメンなんて無理ゲーだ!」

『現代用語の基礎知識』選 ユーキャン新語・流行語大賞で「イクメン」がトップテンに選ばれたのが2010年。
あれから約10年。「女性活躍」が謳われる世の中で、ますます男性の育児も当たり前になりつつあります。

しかし、

「イクメン」のハードルが高すぎる!
そもそも育児が大変過ぎる!
家事の分担がうまくできない!
育児と仕事が両立できない!

などなど、これまで女性が直面してきたような問題にあらためて直面し、モヤモヤしながら家事・育児をしている男性も多いのではないでしょうか。

そのモヤモヤ、もっと語りましょう。

本書では、5年間の不妊治療の末43歳にして父親となり、2歳の娘を育てている「働き方評論家」常見陽平が自身の経験も交えながら、これからの父親育児について語ります。

パートナーとのやりくり、仕事のやりくりで家事・育児はもっと楽になる。
紋切型の「父性」にこだわらないことで精神的にも楽になる。

この本を読んだ後では見える世界が変わってくるはずです。

巻末には、エッセイ漫画『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った』が映画化され、今注目されている漫画家・宮川サトシ(1児の父・育児エッセイ漫画『そのオムツ、俺が換えます』第1巻好評発売中)との「育児のモヤモヤを語りつくす!」特別対談を収録!

(5章 優先順位はいのちだ! より)
「子育ては未来永劫続くわけではありません。子育てをする同志のみなさん。合格点を下げ、あらゆるやりくりをしながら、いまを楽しんでまいりましょう。」

著者紹介

常見 陽平 (つねみ ようへい)

千葉商科大学国際教養学部専任講師、働き方評論家。1児の父。1974年札幌市出身。
一橋大学商学部卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了。
リクルート、バンダイ、クオリティ・オブ・ライフ、フリーランス活動を経て2015年4月より現職。
著書『僕たちはガンダムのジムである』『「就活」と日本社会』『なぜ、残業はなくならないのか』
『社畜上等! 会社で楽しく生きるには』ほか。『現代用語の基礎知識』「働き方事情」の項目を執筆中。

目次

●はじめに

●1章 育児は、レースだ!
43歳にして、父になる
育児は、レースである
育休は、休みではない
私をイクメンと呼ばないで
夫婦は、借りがあるくらいがちょうどいい
育児本は子育てをしてくれない
行政を使いたおす
見えなかった社会が見えてきた

●2章 家事は、労働だ!
仲居として生きる
料理はガンプラ、ミニ四駆
トヨタ生産方式で家事のムダをなくす
家事分担は、向き不向きで分ける
稼ぐことをサボらない
健康管理をサボらない
家事は、仕事である
合格点を下げれば合格する

●3章 妊活は、愛だ!
赤ちゃんは、予定どおりに生まれない
「子育て世代」の実像って誰?
自然に授かるのは、無理
知らなかった その① 35歳以上は高齢出産
知らなかった その② 不妊は男性にも原因がある
知らなかった その③ 母体にかかる負担がすごい
妊活で、夫婦の愛が強くなる
妊活のために働き方改革を

●4章 仕事は、やりくりだ!
2年で14冊から、1年で1冊に
わかる! バリキャリ女子の気持ち
あのとき母は仕事をしていた
そこそこで、働き続けよう
子育て期は「働く」を考えるチャンス
ライスワーク、ライクワーク、ライフワーク
家内多能工で子育て期を乗り切る
兼業主夫でいこう

●5章 優先順位は、いのちだ!
子育てに潜入取材中
うちの娘は、かわいい
紋切り型の「父性・母性」はいらない
僕らはロールモデルのない時代を生きている
「虐待は許さない」の先を考える
子どもは、誰が育てるのか?
僕らは未来を育てている
しあわせな子どもを育てよう

●特別対談 常見陽平×宮川サトシ

●おわりに

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