たしなみ帖シリーズ
和ごころ、こと始め。
日本のたしなみ帖 和食
真心も、いただきます
- 執筆 / 野崎 洋光
執筆 / 奥村 彪生 ユネスコの無形文化遺産に登録された和食。欧米での認知度も高く、外国人観光客からも関心の高い日本料理=和食ですが、果たして自分たちの国の食文化について、みなさんはきちんと説明できるでしょうか?
- 定価 1,430 円(本体 1,300 円 + 税)
A5変 判/ 128ページ
2015年04月24日 発行
ISBN 978-4-426-11928-7 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
ユネスコの無形文化遺産に登録された和食。申請にはその特徴として、①多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重、②栄養バランスに優れた健康的な食生活、③自然の美しさや季節の移ろいの表現、④正月など年中行事との密接な関わり、の4つが掲げられました。欧米での認知度も高く、外国人観光客からも関心の高い日本料理=和食ですが、果たして自分たちの国の食文化について、みなさんはきちんと説明できるでしょうか?
第一章では和食とは何かを見つめ直し、続く第二章でその歩みを辿ります。さらに第三章では実践編として、だしのひき方・米の炊き方にはじまり、代表的な家庭料理をレクチャー。すばらしき和食のなりたちと魅力を知り、そこに込められた日本人のこころに触れていただければ。
目次
第1章 和食って何でしょう?(多種多様で新鮮な食材こそが御馳走です/一汁三菜はバランスのとれた理想的な食事/和食を豊かに彩る花鳥風月と言葉遊びの妙)
第2章 和食の歩みをひもとくと(素材を生かすとはどういうことでしょう?/和食まるっと年表/風土が育んだ食の基盤/郷土料理の豊かな世界)
第3章 和食を作ってみましょう(だしをひく/米を炊く/素材を切る/根菜を煮る/煮魚は煮ない/肉を蒸す/卵を焼く/和えるは調和/合わせ酢が肝心/野菜を漬ける/寿司飯を作る)