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小さな会社の決算書 読み方 使い方がわかる本

小さな会社の決算書 読み方 使い方がわかる本
社長、決算書は経営改善に有効な最適ツールです!
  • 通常販売
  • 冨田 健太郎
    安藤 祐貴
  • 上場企業とはココが違う! 良い決算書は小規模企業・中小企業の武器になる!
    ここが正念場! 非上場の中小零細企業の上手な決算書の作り方と、出来上がった決算書から自社の弱点を読み取り経営改善していくテクニックが満載!

  • 定価 1,650 円(本体 1,500 円 + 税)
    四六 判/ 256ページ
    2020年12月19日 発行
    ISBN 978-4-426-12670-4
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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上場企業とはココが違う──良い決算書は小規模企業・中小企業の武器になる!
決算書から会社のリスクと弱点を読み取り、経営改善する知識とテクニック!

■決算書が重要なのは上場企業だけではない!
決算書の見方の本が多く出版されていますが、例としてはトヨタ自動車やセブン&アイ・ホールディングスといったような巨大な上場企業ばかりのようです。決算書というと、投資家向けに開示義務のある上場企業にとってだけが重要なもの考えられがちですが、実はそうではありません。

非上場の小規模企業・中小企業であっても、税務署や銀行、行政機関、親会社などに決算書を提出する機会があり、時には取引先に決算書を見せる機会もあり得ます。その際に決算書の内容によって「悪い会社・リスクの高い会社」と判断されてしまうこともあります。

その結果、税務調査に入られたり、金融機関から融資を断られたり、行政機関から補助金・助成金の申込みで落とされたり、取引先から仕事の受発注を断られたりすることもあります(例えば、申請に際し決算書の提出が求められる補助金・助成金も珍しくはありません)。

そこで、小さな会社にとって「何をもってよい会社・悪い会社と判断されるのか」という知識があれば、それを踏まえて経営改善をしていくことができます。決算書には次の2つの機能があります。
1過去の状況を把握する通知表の機能
2将来の状況を予想する未来予測の機能
過去の利益や財務を知る機能も当然重要ですが、それ以上に経営改善をして、利益を出し資金的にも余力のある骨太な会社をつくるというのが決算書本来の目的です。そのためには決算書から自社の状況を正しく読み取り、高リスクや弱点とされる具体的項目を1つひとつ改善し強化していくことが急務なのです。

■小さな会社のための決算書の実践知識とテクニックが満載!
本書は、決算書の読み方の基礎知識から始まり、上場企業とは違う「小さな会社」のための読み方・使い方の基本、1人会社から中小企業まで業態別・規模別の決算書の読み方、税務署や金融機関は決算書のどこに注目するのか、金融機関に評価され融資を引き出せる決算書、評価の低いダメな決算書、資金繰り改善のポイントと方策などについて、わかりやすく実践解説していきます。

■待ったなし! コロナの時代でも負けない会社経営へ
ひと口に経営改善と言っても、それは簡単なことではありません。思いもよらぬコロナ禍で多くの業種・業界が大変な苦労を強いられていますが、立ち止まってはいられません。いまこそ決算書を再度見直し、経営改善に努め「武器になる決算書」をつくっていきましょう!

著者紹介

冨田 健太郎 (とみた けんたろう)

東京上野の税理士。複数の上場企業の経理部、会計事務所等を経験して独立開業。開業後はオーナー企業や個人事業者の税務・会計、コンサルティング等をしながら、WEBでの情報提供にも注力しており、自身が運営するサイト「勘定科目大百科」は月間20万PV以上の訪問がある。東京税理士会上野支部税務支援対策部委員。共著に『小さな会社が本当に使える節税の本』『会社設立3年目までの税金の本』(いずれも自由国民社)、『失敗しない! 会社のつくり方』(技術評論社)など。書籍に関する質問やお問い合わせは事務所HPまで。

安藤 祐貴 (あんどう ゆうき)

税理士。東京都内の個人会計事務所、税理士法人において8年間にわたり勤務。中小企業や個人事業主に対する経理・会計・税務サービス、上場企業や外資系企業の法人税申告業務や会計・税務アドバイザリー業務等を経験した後、2020年1月に独立開業。東京都渋谷区に事務所を構える。独立開業後は、主にフリーランスや小さな会社に対して会計・税務サービス、業務改善支援や資金調達支援業務等、幅広いサービスを提供している。

目次

第1章・上場企業とは違う「小さな会社」の決算書
01・社長、決算書の読み方がわかりますか?
02・上場企業と小さな会社の決算書をつくる目的
03・決算書は誰が何のために見るのか
04・売上と利益だけ見ても会社の実力はわからない
05・経営にとって実は貸借対照表のほうが大事
06・損益計算書は「利益の区分」が大事
07・そもそも決算書には何が記載されているのか

第2章・小さな会社の決算書の読み方
01・貸借対照表と損益計算書─何を分析するのか
02・2つの時期・期間を比較してみる
03・税理士は月次推移を見て状況を把握する
04・流動資産と流動負債で資金繰りを確認する
05・ROEとROAで稼ぎ方の効率性を見る
06・得意先の債権を管理し売掛金を適正に回収する
07・棚卸資産の回転を見て適正な在庫量を管理する
08・長期借入金と短期借入金借入が多すぎないか知る
09・販売費と一般管理費から自社の損益分岐点を知る
10・売上高と利益から自社の実力を知る
11・給料手当と売上総利益で適正な人件費を確認する
12・減価償却費は現金が出ない費用
13・月次試算表をチェックする

第3章・規模別・業態別の決算書の読み方
01・決算書は業績改善のヒントの宝庫
02・決算書を読む頻度を多くする
03・小さな会社の決算書はシンプルにできている
04・1人会社は公私のバランスに着目
05・20人規模の会社は借入額と販管費に着目
06・飲食業の利益率向上はFLRコストがポイント
07・製造業で費用がかさむのは外注コスト
08・運送業は計画的に車両編成に資金投入する
10・小売業は在庫管理と手元資金で利益変動に対応
11・コンサルタント業は「人」にコストをかける

第4章・金融機関や税務署は決算書のどこを見るのか
01・税務署と金融機関とでは見るポイントが違う
02・税務署に疑われる決算書・社長の無理強いはNG
03・税金を納めてこそ資産を残すことができる
04・金融機関は決算書のココを嫌う
05・金融機関が評価する決算書の4つのポイント
06・金融機関が最重要視する安全性を示す数字
07・借入をきちんと返せるか返済能力を示す数字
08・稼げる会社か確認する収益性を示す数字
09・金融機関から信用される成長性を示す数字

第5章・その決算書でいくら借りられるのか
01・金融機関が貸せる金額の上限を予想する
02・借入金月商倍率から過剰借入かを判断する
03・借入額だけではなく金利も重要
04・融資の額を決める決算書のポイント
05・売上が上がっていれば融資はおりるのか
06・粉飾決算は倒産へのカウントダウン
07・そもそも赤字だと融資はおりないのか
08・金融機関は追加融資の場合どこを見るのか

第6章・資金繰りを改善するためのポイント
01・決算書の数字がよくても会社は潰れる
02・資金繰りが危ない会社が流動比率を高めるには
03・資金繰り改善は当たり前の事務作業から
04・契約条件を見直して入金は早く、支払いは遅く
05・資金繰りを改善する気がない決算書
06・ダメな決算書①─多額の役員貸付金が発生している
07・ダメな決算書②─不明な入出金をそのままにしている
08・ダメな決算書③─現預金が減って役員借入金も減っている
09・経営改善はどこから手を付けていくべきか
10・改善のポイント①─売上高経常利益率
11・改善のポイント②─総資産利益率
12・改善のポイント③─売上債権回転期間
13・改善のポイント④─棚卸資産回転期間
14・改善のポイント⑤─労働分配分配率と労働生産性
15・財務分析ツールを使った分析

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