教養シリーズ
教養としての近現代美術史
- 三田 晴夫
いまや「美術史」はビジネスパーソンの必須教養!
西洋美術史の流れがわかれば、「世界」の動きと
「これからの時代」を読むセンスが身につく!
仕事に使える示唆に富んだキーワードが満載の一冊。- 定価 1,650 円(本体 1,500 円 + 税)
四六 判/ 344ページ
2019年12月27日 発行
ISBN 978-4-426-12562-2 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
著者紹介
三田 晴夫 (さんだ はるお)美術ジャーナリスト。1974年毎日新聞に入社。社会部記者を経て、1980年から2008年まで毎日新聞学芸部にて美術担当記者として活動。この間、女子美術大学大学院(2006年.2013年)・多摩美術大学油画科(2009年.2012年)・早稲田大学(2008年.2011年)にて現代美術の非常勤講師として勤務。
毎日新聞を退職後、美術ジャーナリストとして活動。美術評論家連盟会員。
美術手帖、月刊ギャラリーなどで展覧会月評を執筆。
画集としては、『中村宏画集 1953- 1994 タブロー機械』(1995年・美術出版社)など執筆多数。
その他展覧会図録の評論として、『イヴ・ダナ彫刻作品展』(1991年・国際教育学院文化事業部)『菊畑茂久馬──天へ、海へ』(1988年・高浜市美術館)『彫刻林間学校展』(2017年・東京芸大美術館/軽井沢メルシャン美術館)など執筆多数。
目次
はじめに─なぜ近現代美術史なのか
第1部 19世紀絵画
1 ロマン主義と新古典主義
2 写実主義とバルビゾン派
3 印象派と新印象派
4 象徴主義
5 世紀末絵画
第2部 20世紀絵画
1 表現主義とフォーヴィスム
2 フランス・キュビスム
3 イタリア未来派とロシア・アヴァンギャルド
4 沸騰した反芸術~ダダイズムとデュシャン
5 抽象画の台頭~デ・ステイルとバウハウス
6 具象画の変容
7 シュルレアリスム
8 第二世界大戦と美術
9 熱い抽象~アンフォルメル
10 抽象表現主義
11 アメリカ抽象画の展開
12 ポップ・アート
13 ミニマル・アート
14 コンセプチュアル・アート
15 復活した絵画~新表現主義/ニュー・ペインティングなど
第3部 ポストモダン絵画・彫刻
1 ポスト・モダンと美術
2 彫刻・ランドアート・梱包芸術・光芸術など
3 西洋現代美術界で活躍した東洋の美術家たち