株・FX
ずっと稼げるロンドンFX
ファンダメンタルズ取引の実践テクニック
- 松崎 美子
為替取引の本場ロンドンから、最新情報を発信し続けるトレーダー松崎美子。
待望の新刊が登場!- 定価 1,650 円(本体 1,500 円 + 税)
四六 判/ 224ページ
2017年07月14日 発行
ISBN 978-4-426-12296-6 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
- Amazonで購入する>>
買い・売りをコロコロ変える、行き当たりばったりの短期トレードでは儲けられない!
中長期のトレンドに乗る「ファンダメンタルズ取引」こそ、効率よく大きく稼げる。
■ファンダ分析で、「買い通貨」と「売り通貨」を決めておくと迷わない!
たとえば、今、最も買うべき通貨と最も売るべき通貨はどれか、を考えます。もし、買いが米ドル、売りが英ポンドだとすれば、それらを組み合わせた通貨ぺア、すなわち「英ポンド/米ドルの売り」をまず基本に考えるわけです。米ドルが断然買いなら、ではどの通貨で売るのが最も良いのか? その時の最弱通貨で売ることで、最も効率よく稼げる通貨ぺアとなるわけです。
■ファンダ分析は誰にでもできる!
ファンダメンタルズ分析とは、これから当面の通貨の方向性について、中央銀行の金融政策、要人発言、政治、財政、経済、地政学リスク、ニュースヘッドライン、需給といったさまざまな情報から筋道を立てて決めていく手法です。といっても、特別な専門知識・情報がないとできないものではなく、入手可能な公開情報だけで、一般の方にも十分できます。一度身に付ければ、これからずっと役に立つでしょう。
■中長期取引戦略なら、1取引で利幅500pips以上をねらえる!
毎日の小さい値動きではなく、ファンダメンタルズの変化がつくる中長期のトレンドをとらえるなら、1取引で500pips~1000pipsくらいは十分にねらえます。これなら、毎日相場に張り付いて寝不足になる必要もなく、日本の兼業トレーダーの方にもピッタリなスタイルです。
■政治に注目! 政治が為替を大きく動かす
昨年のブレグジット、米大統領選に続き、2017年も蘭総選挙、仏大統領選、この6月には英総選挙、仏総選挙がありました。そして9月にはドイツ総選挙がひかえています。近年は「政治」が大きな市場テーマとなり、そのたびに為替を大きく揺り動かしトレンドを作っています。今後も政治からは目が離せません。
【欧州発! 日本の兼業トレーダーにも最適な実践力が満載】
ロンドン在住30年の元外銀ディーラーである著者が、中長期ファンダメンタルズ取引の方法について「米ドル・ユーロ・円・ポンド」の4メジャー通貨の組み合わせを中心に、豊富な最新実例で総解説します。
金融政策の見方のポイント、ブレグジット交渉などこれから注目の重要市場テーマ、ファンダ分析と相性のいい厳選テクニカル、損切りと利確ターゲットの決め方など、実践テク満載! あなたも自分でファンダ取引ができるようになります。さあ、いっしょにまなんでいきましょう
著者紹介
松崎 美子 (まつざき よしこ)1986年にスイス銀行東京支店入行、ディーラーアシスタントとしてスタート。1988年結婚のために渡英。翌年より英バークレイズ銀行本店ディーリングルーム勤務、初の日本人FXオプション・セールスとなる。1997年より米投資銀行メリルリンチ・ロンドン支店でFXオプション・セールスをつとめた後、2000年に退職。2003年から個人投資家としてFXや株式指数取引を開始。
2007年春からは自身のブログ「ロンドンFX」などを通じ、ロンドン発で日本のトレイダーにわかりやすく欧州の最新為替関連情報を発信している。セントラル短資FX、上田ハーローFX、YJFX、外為どっとコムなど、FX会社でのコラム連載やセミナーのほか、複数のマネー誌への寄稿、日経CNBCテレビやラジオNIKKEIの番組など、多くのメディアに連載・登場している。2017年からロンドンFXチャンネルで、無料のFX情報を配信するYouTuberでもある。主な著書に「松崎美子のロンドンFX」(自由国民社)がある。
目次
序章・ファンダメンタルズ取引こそFXの王道
1章・どの通貨でいつ取引すべきなのか?
2章・注目度No.1は中央銀行の金融政策
3章・為替を大きく揺るがす6つの市場のテーマ
4章・トレードにすぐ効く! 6大ツール
5章・ファンダ取引で守るべき体験的7原則
6章・日本人のための通貨ペア別取引戦略