介護・福祉
「最期は自宅で死にたい」をかなえる本
必要な準備・手続きがゼロからわかる
- 大軒 愛美
自宅こそ、幸せな最期を過ごす場所! 幸せにお別れできる「在宅死」を実現するために必要なことを網羅した1冊。
◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ
- 定価 1,760 円(本体 1,600 円 + 税)
A5 判/ 224ページ
2025年03月03日 発行
ISBN 978-4-426-13076-3 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
自宅こそ、幸せな最期を過ごす場所!
幸せにお別れできる在宅死に必要なことを、1冊にまとめました。
※本書は『自宅で最期を迎える準備のすべて』(2021年8月5日初版発行)を改題・改訂したものです。
◆著者「はじめに」より抜粋
人が死を意識し始め、最期をどこの場所で過ごしたいかと聞かれると、多くの人は「自宅」と答えます。統計にもこの結果が表れています。
それにもかかわらず、現実問題として、望んでいない「病院」で最期を迎えている方が非常に多いです。
その原因は、自宅で亡くなっている方の事例が少なく、実践しようと思い、調べようと思っても、世の中に本や資料が少ないのです。特に実用書となると、ほとんどないのではないでしょうか。
自宅で最期を迎えようと思っても、手続きなど、どこにいき、何を、どのようにしたらよいのかが分からなければ、途方に暮れてしまいます。
そこで本書は、私が看護師としていくつもの病院で務めた経験と、在宅で関わった経験も活かし、自宅で穏やかに最期を迎えるための実用書としてまとめました。
皆さんが悔いを残さないために、自宅で最期を迎えるための本として、活用してもらえたら、幸いです。
人生の最期を皆さんが望む「自宅」にて、穏やかに過ごせたら、と思います。
著者紹介
大軒 愛美 (おおのき まなみ)正看護師、心理カウンセラー、看取り士。
名古屋の看護学校卒業後上京し、都内の総合病院に就職。
その後個人病院、東京医科大学病院、順天堂大学医学部附属順天堂医院、獨協医科大学埼玉医療センター、聖路加国際病院に勤務。
これまで手術室・救急外来・病棟にて臨床経験を積む。手術室看護師として脳外科・心臓外科・整形外科などすべての診療科を回り、携わった手術件数は5000件以上。救急外来では600人以上の患者と関わり病棟看護師として担当患者数は2万人以上になる。
超高齢社会に伴い、臨床で多くの患者を看取りその数1000人を越える。
2020年4月自主志願してコロナウイルス病棟に勤務。
看護歴は2025年で20年になる。
現在は患者さんが『よりよい最期』を迎えられるように終末期医療に力を注いでいる。
目次
第1章 病院は治療する場所 なぜ病院で最期を迎えることは良くないのか
第2章 自宅こそ幸せな最期を過ごす場所 その日を迎える前に知っておきたいこと
第3章 自宅死の準備の仕方 納得して選べば後悔しない
第4章 自宅に帰ったあとの日々 自由で幸せな時間が過ごせる
第5章 旅立つ準備について 最期の兆候を知り悔いのない看取りを