財産相続・遺産分割
思いをかなえる遺言の書き方と文例集(第3版)
- 監修 / 國部 徹
誰でもすぐ思い通りに書ける!ケース別書き方の基本とサンプル。公正証書遺言/遺言信託の活用法もよくわかる。
- 定価 1,650 円(本体 1,500 円 + 税)
A5 判/ 216ページ
2020年07月23日 発行
ISBN 978-4-426-12639-1 - *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
遺言を書く目的には、①遺族らに対し遺産の分配法を決めて指示することと、②遺産以外のことで自分の願いや思いを読み手に伝えることがあります。①については法律事項となるため、決まっているルールをわきまえて書かないと遺族間にたいへんなトラブルの種を残してしまいます。
それでも、できるだけ自分の財産は自分の思い通りに渡したいのが当然でしょう。そのために、どのように文面を作成し、あるいは生前の手当をこうじておけばよいのかについて、ケースごとの文例を示して解説するのがこの本です。
さまざまな‘思い’に対応した遺言書の文例を豊富に載せ、書き方のポイントや注意事項を添えた本書は、必ず皆様のお役に立つことと思います。
―著者より
著者紹介
監修 / 國部 徹 (くにべ とおる)昭和35年12月9日生。東京大学法学部卒。弁護士(東京弁護士会所属)。一般民事・家事事件をはじめ、労働事件や倒産事件、刑事事件など日常の出来事全般を取り扱う。
目次
巻頭 遺言を書く前に知っておきたいこと
第1部 思い通りに遺産を相続させる遺言のすすめ
●なぜ遺言を書く必要があるのか
●こんな場合には遺言を書こう
●遺言を書くとき注意すること
第2部 自分の“思い”をかなえるための遺言の書き方
●残される妻(夫)が幸せに暮らしていけるようにする遺言の書き方
●残される家族が遺産分けで争わないようにする遺言の書き方
●事業を跡継ぎの子に無事に継がせるための遺言の書き方
●相続人以外の人にも遺産を与えたいときの遺言の書き方
●一人で亡くなる場合にあとの手続きをきちんとしたいときの遺言書の書き方
●財産以外のことについての思いを記す遺言の書き方
●相続税対策としての遺言書の書き方
巻末資料①遺言書の作成と専門家への相談のしかた&頼み方
巻末資料②遺言事項(遺言で法律上効力があるもの)
巻末資料③相続法・家事事件手続法の改正の概要
巻末資料④法務局の自筆証書遺言の保管制度