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現代用語シリーズ

音楽のおさらい

おとなの楽習(がくしゅう)
音楽のおさらい
  • 通常販売
  • 川口 瑞夫
  • 世界の音楽史、音楽理論、楽器をやさしく解説。 音楽の授業で感じた“大好きだけど難しい”イメージの解消が、この本の目標です。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,320 円(本体 1,200 円 + 税)
    四六 判/ 160ページ
    2010年09月16日 発行
    ISBN 978-4-426-10797-0
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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この本を手に取ってくださる皆さんの多くは、CD を買ったり、カラオケやコンサートに行ったりして、音楽の楽しさをよく知っていると思います。ところが、音楽について勉強しようとすると、楽しかったはずの音楽が急に難しくなってしまいます。学校の授業でも、歌ったり合奏したりしている時は楽しいのに、音楽史や譜面の話になると、頭が痛くなってしまったのではないでしょうか。

この本では、「古典派とロマン派ってどう違うの?」「8ビートって何?」といった、皆さんが日ごろ音楽について感じる素朴な疑問に答えてみました。音楽の仕組みを理解することと、譜面が読めることは同じではありません。皆さんが音楽に感じている“大好きだけど難しい”というイメージを少しでも解消することが、この本の目標です。

目次

1章 音楽史
■クラシック=古典派の謎
・そもそもクラシック音楽って?
・バロックとロマン派は6人だけ!?
・すべては「古典派」から始まった!
・『四季』が発見されたのは戦後!
■古典派の音楽家たち
・市民のための音楽
・交響曲の父・ハイドン
・神童・モーツァルト
・苦悩するアーティスト・ベートーヴェン
■ロマン派の音楽家たち
・ロマン派の「ロマン」とは?
・歌曲王・シューベルト
・シューマンとメンデルスゾーン
・アイドルだったショパンとリスト
・ブラームスとワーグナーの音楽論争
・周辺国から登場した国民楽派
■現代音楽とバロック
・フランス印象派はオシャレ!
・20世紀の現代音楽は難解!
・バロック音楽の“発見”
・王侯貴族のためのBGM
・通奏低音を現代の感覚で説明すると…
・バロックの有名音楽家は3人!
・同時代人に理解されなかった天才・バッハ
■オペラ・バレエ・ワルツ
・インストでないクラシック
図解「クラシック音楽・早分かり」
■クラシック以外の音楽の世界
・日本の伝統音楽
・ジャズ
・ラテン音楽
・黒人音楽とロック
図解「日本の伝統音楽・イラスト年表」
図解「日本の花形楽器・三味線音楽の系譜」
図解「10分でわかるJAZZ年表」
図解「10分でわかるラテン音楽マップ」
図解「黒人音楽とロック」

2章 音楽理論
■長調と短調
・全音と半音の並び方が違う!
■ドレミ(音階)の基礎知識
・階名と音名
・ハ長調の基礎知識
・その他の長調
・長調と短調の五線譜の見かた
■長調・単調以外の音階
・ジャズでおなじみの教会旋法
・民謡の大半は5音音階
・現代人には身近なブルース・スケール
・音楽における調性とは?
■リズムの基本1-音符と表紙
・音の長さを音符で書くと…
・拍子とは強弱のパターン
・シンコペーションの面白さ
■リズムの基本2ー4・8・16ビート
・ビートと拍子はどこが違う?
・8ビートはロックのビート
・16ビートは複雑なニュアンスが得意
・あいまいなニュアンスの4ビート
■コード理論のエッセンス
・音程の考え方
・3和音とは「1+3+5」
・使えるコードと使えないコード
・コードとメロディーの関係

3章 楽器
■楽器の紹介
・オーケストラで使われる楽器とその編成
・和太鼓、その他
「図解」基本的なオーケストラの配置図

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