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現代用語シリーズ

数学のおさらい 図形

おとなの楽習(がくしゅう)
数学のおさらい 図形
なんで中学生のときに ちゃんと学ばなかったんだろう・・・
  • 通常販売
  • 執筆 /  土井里香
    装画 /  ささめやゆき
  • 基礎の積み重ねがない? もう、そんな心配はいりません。仮定と結論をシンプルにつなげていく訓練。図形の問題を通して、ちょっと体験レッスンしてみましょう。

    ◆本書は原稿の一部を公開しています。お読みいただく方はこちらをClickしてください。→ 「試し読みサービス」へ

  • 定価 1,320 円(本体 1,200 円 + 税)
    四六 判/ 192ページ
    2009年04月15日 発行
    ISBN 978-4-426-10515-0
  • *ご注意 発行年月日は奥付表記のものです。実際の発売日とは異なります。
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創刊! 大人のための新しい教科書シリーズ。中学レベルをさらりとおさらいしませんか?基礎の積み重ねがない? もう、そんな心配はいりません。仮定と結論をシンプルにつなげていく訓練。図形の問題を通して、ちょっと体験レッスンしてみましょう。

目次

第1章 ビジュアルな関係
y軸が熱で x軸は距離 それがあなたと わたしの関数
原点に 降りてまたすぐ 飛び立てる 放物線の 生き方もあり
 
第2章 二次元の世界
平面は 点と線にて あやつられ 奥がないに 奥が深いね
コンパスと 定規でえがく点と線 さよなら三角 またきて四角
世界中だれもが手と手をつないだら 地球一周大団円!?
 
第3章 三次元の世界
地下鉄と ひこうき雲と 散歩道 次元の中の 人の文明

 
■「まえがき」から(抜粋)
 
図形の分野では、角度や長さを求める問題が人気です。
それに引き換え、証明問題はなにかと嫌われているようですね。

数学といえば答えがマルかバツかはっきりしているはずなのに、証明問題に限っては、せっかく解答してもそれが合っているのか違っているのかがわかりにくいからでしょうか。

また、数学のくせに覚えておくべきことがらが多いのも、図形の証明問題が嫌われる理由かもしれません。

 でも、おとなになったいま、覚えていないからバツということはありません。
忘れたくない大事な約束は、手帳にメモしておけばよいのです。
使うことが多い内容なら自然に覚えてしまうでしょうし、逆に覚えられないものは、それだけ使用する機会が少ないということです。

学ぶことは、単に暗記の訓練をすることではありません。
数学の証明問題を学ぶのは、蓄積された個々のデータに対して、どのようなリンクを作っていけばよいかを身につけることです。

いまの世の中、データや情報はどこにでもあふれています。
それをがむしゃらに脳の中に取り込むのは不可能です。
場合に応じて、いかにうまく必要な情報を集めてくるか。
そして、いかにわかりやすく編集していくか。
それこそが、いまの時代が必要としている訓練なのではないでしょうか。

無駄な情報をそぎ落とし、必要なデータを抽出し、仮定と結論をシンプルにつなげていく訓練。
図形の問題を通して、ちょっと体験レッスンしてみましょう。
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