月刊基礎知識
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調べ学習に役立つ博物館は大人の社会見学にも最適 part.2
執筆者 谷川由布子

塩について

赤穂(あこう)市立歴史博物館

赤穂は忠臣蔵で有名だが、塩の一大生産地であった。そこで博物館の愛称を「塩と義士の館」と称し、1階を「赤穂の塩」の展示にあてている。江戸時代より始まった赤穂流の入浜塩田法を、塩田の模型や国指定の重要有形民俗文化財である製塩用具などで紹介している。塩を運んだ廻船の模型もある。

所在地 : 兵庫県赤穂市上仮屋916−1

http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/rekishi/

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赤穂市立海洋科学館・塩の国

こちらは塩を物理的・化学的に探る科学館。塩づくりの変遷や世界の製塩法、世界の塩の分布などが紹介されている。また、人体における塩の働きも解説されている。かん水を煮詰めて塩をつくる「塩づくり体験」もできる。屋外には塩田が復元され、別棟の製塩作業場では実際に塩作りが行われている。

所在地 : 兵庫県赤穂市御崎1891−4

http://www2.memenet.or.jp/~akoharm/marine/

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たばこと塩の博物館

「たばこと塩」という組み合わせは、かつて日本専売公社(昭和60年民営化)がたばこと塩を専売していたため。塩の展示は3階。日本の塩づくりの歴史を模型や映像でわかりやすく解説している。世界の塩の分布、岩塩などの実物標本、塩の科学的な性質や用途も紹介。毎年特別展で「夏休み塩の学習室」を開催。

所在地 : 東京都渋谷区神南1−16−8

http://www.jti.co.jp/Culture/museum/WelcomeJ.html

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