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サッカーW杯にみる世界の人びとからキーワード
執筆協力 編集工房インデックス

メキシコ人

アステカ

14世紀から16世紀にかけて、メキシコ中央高原を中心に栄えた王国、その文化。12世紀末から13世紀にかけて、北方からメキシコ中央高原に侵入したアステカ族が築いた。テスココ湖のなかの小島に築いた都市・テノチティトランには、最盛期20〜30万人の人口があったという。太陽神信仰や羽毛細工などで有名。1519年、スペイン人コルテスが侵入。1522年滅亡。メキシコ人はその末裔だ。

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インディオ

南北アメリカ大陸の全先住民を指す表現。現在では300万人前後。マヤ、アステカ(→別項)、インカなどの諸文明を築いていたが、スペイン、ポルトガルに征服された。現在でも根強い差別が残っており、メキシコの先住民系武装組織サパティスタ民族解放軍 は差別を糾弾し、農民の生活向上を訴えている。

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アシエンダ(Hacienda)

メキシコ・中南米の大農園。農業労働者を雇用するプランテーションに対して、ペオンと呼ばれる債務奴隷などを中心とした大土地所有。メキシコでは牧場や中規模農場のことは「ランチョ(rancho)」と呼んで、アシエンダとは区別する。

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