月刊基礎知識
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サッカーW杯にみる世界の人びとからキーワード
執筆協力 編集工房インデックス

ブラジル人

サンバ

ブラジルのアフリカ系移民による集団ダンス。もとアフリカの奴隷によって伝えられた輪舞の踊り方を意味したが、のち社交ダンスとして広まった。サンパウロの田舎風サンバが19世紀末に都会化、1920年代よりとくにリオ・デ・ジャネイロでカーニバルの音楽として盛んになった。

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カーニバル

本来、主としてローマ・カトリックの国で行なわれる祭。謝肉祭。毎年2月中・下旬か3月初めに4日間行なわれるリオ・デ・ジャネイロのカーニバルは華やかなパレードや仮装舞踏会で世界的に有名。1983年、8万人を収容できるカーニバル専用のスタジアム「サンボードロモ」が新設された。

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ファベーラ

リオ・デ・ジャネイロやサンパウロにあるスラム地区。農村の疲弊などによって都会にやってきた土地なしの住民が、川辺の空き地や傾斜地に小屋をつくって密集する。居住者のほとんどが失業状態で、犯罪の巣窟にもなっている。

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カナリア軍団

ブラジル代表の愛称。国旗の黄色に由来するユニフォーム色から。1950年、地元開催のW杯決勝リーグでウルグアイに惨敗し、ショックで4人の自殺者を出す騒ぎになった。このため、同試合で着用された白のユニフォームが封印され、新たに現在のユニフォームが採用。ホーム用が黄色でアウエー用は青となっている。

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