月刊基礎知識
月刊基礎知識トップページへ バックナンバーへ
サッカーW杯にみる世界の人びとからキーワード
執筆協力 編集工房インデックス

アルゼンチン人

パンパ

首都ブエノス・アイレスを中心に広がる平原。ケチュア語で「木のない草原」の意。19世紀以後の開発で、広大な農耕地・牧場として、世界的な穀倉地帯の一つとなっている。ということが、大地主と、小作人として入植した移民やガウチョ(カウボーイ)との間に著しい貧富の差を生み、さまざまな社会問題を生んでいる。

ページの先頭へ 戻る

タンゴ

中南米を代表するダンス音楽。1880年ごろ、ブエノスアイレスの場末でキューバのハバネラ、アルゼンチン地方のミロンガ、黒人社会の伝統舞踊などが混合して誕生した。1920年代にはラジオなどの普及にともなってアルゼンチンを代表する音楽へ。きわめて劇的な歌詞で愛・人生・社会への抗議などを表現する。

ページの先頭へ 戻る

マリーシア

ポルトガル語で「ずる賢い」の意。サッカーにおいては「頭脳的な美技」をも指し、ラテン系に顕著。2002年5月、アルゼンチンのMFシメオネが1998年の決勝トーナメントでイングランドのベッカムを挑発、報復行為を引き出して退場に追い込んだことを認めた。アルゼンチンは1966年にも反則の繰り返しで「アニマル」などとよばれている。

ページの先頭へ 戻る
All Right Reserved, Copyright(C) ENCYCLOPEDIA OF CONTEMPORARY WORDS