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サッカーW杯にみる世界の人びとからキーワード
執筆協力 編集工房インデックス

韓国人

アジアの虎

韓国代表の通称。同国に現在野生の虎は生息しないが、虎は同国サッカー協会のシンボルである。1956年創設のアジア杯で第1回、2回を連覇、この名で呼ばれるようになった。W杯は2002年でアジア地区最多の6回目出場となるが、本大会では勝利経験がなかった(今大会で初勝利ばかりか決勝トーナメントに進出)。2001年1月に史上初の外国人監督としてオランダのヒディンクを招聘。

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赤い悪魔

ベルギー代表の愛称(→別項)と同じだが、韓国代表の応援団の通称でもある。会員数11万という巨大組織で、名誉会員第一号は金大中大統領。2001年初頭までは会員数数千だったが、次々とスポンサー契約を結んで巨大化した。ユニフォームの赤いTシャツは偽物も含めて30万枚が売れたという。

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恨(ハン)

韓国に特有の心理構造。日本の植民地支配などをめぐってしばしば言及される。「うらみ」とは違い、外部から不当な圧力を受ける中で、人の心や社会の中に沈潜するものとされる。復讐によって「晴らす」のではなく、歌や舞踊といった巫俗的な行事で「解きほぐす」ものであるという。

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