月刊基礎知識
月刊基礎知識トップページへ バックナンバーへ
サッカーW杯にみる世界の人びとからキーワード
執筆協力 編集工房インデックス

アイルランド人

ケルト人

紀元前5世紀から前1世紀にかけて欧州中部・西部で活動した民族。ラテン語でいうガリア人。前4世紀にはローマに侵入、略奪を繰り広げる。その後、カエサルなどによって大陸のケルト人はローマの支配下に。アイルランドではその司祭階級ドルイドが後世まで支配力を保持し、独特の文化が発展した。ケルト人はローマ帝国治世移行、一貫して被支配民族に甘んじた。それがゆえにか反骨精神にとみ、また豊かな民族文化をもっている。

ページの先頭へ 戻る

妖精

妖精の源はケルト神話にあるとされる。伝説によれば、古代アイルランドでは3つの神族が次々と起こっては滅んだという。4番目のトゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ)神族が、5番目の半神半人のミレー族に破れ、「小さき人々(=妖精)」(身長20〜30cm)になった時から、人間の歴史が始まるとされている。

ページの先頭へ 戻る

IRA(アイルランド共和軍)

北アイルランドにあって、イギリスからの離脱とアイルランド共和国への統合を主張するカトリック系武装集団。1969年以来テロ活動を続け、79年マウントバッテン卿爆殺、92年ロンドン金融街での爆弾テロとエスカレート。停戦とテロを繰り返していたが、2000年5月、初めて武装解除に応じる意思を表明。かつての支配-被支配関係もあって、アイルランドはイングランドとのスポーツ競技では殊更奮起する。

ページの先頭へ 戻る
All Right Reserved, Copyright(C) ENCYCLOPEDIA OF CONTEMPORARY WORDS