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田中康夫を読む用語集◆しなやかな改革田中知事が公約として掲げた言葉。「人間的体温」を持った柔らかな心を取り戻すための改革とのこと。 ◆ディスクロージャー (disclosure)情報開示。企業ではディスクロージャー制度として、株主など利害関係者に、経営状態等の必要情報を開示している。田中県政においても、これが大切であると知事室をガラス張りにするなど、独自の方法で情報公開に取り組んでいる。
◇関連『現代用語91-00』 ◆パブリック・サーバント (public servant)直訳をすれば「公僕」。広い視野を持ち、将来の利害得失をも勘案したうえで、本当に住民や社会のためになる行政施策を判断、選択するという「官」のあり方。私利私欲を持たないことが前提となる。田中が理想とする県政のあり方。 ◆パブリック・インヴォルヴメント (public involvement)政治に地元住民を巻き込む、田中のめざす政治手法のこと。 ◆ポピュリスト (populist)カリスマ性を持つ指導者が政治目的を実現するために民衆層を動員する運動=「ポピュリズム」の実践者。「大衆迎合主義」と訳され、"人気とり"のニュアンスで田中批判に用いられる。
◇関連『現代用語91-00』 ◆心智 (mentality)メンタリティー。精神作用。田中が大切と考える思考力、判断力などの総合的なあり方。知識や経験、適切な判断と、それを相手に伝えることができるということ。 ◆マキャベリズム (Machiavellism)イタリア・ルネッサンスの思想家マキャベリ (1469-1527) の思想で、優先されるべき目的のためには手段を選ばないやり方。「権謀術数主義」ともいう。田中は、改革を断行するには、ときにはマキャベリズムが必要であると説く。 ◆パースペクティブ (perspective)透視力。田中がリーダーに必要な資質と考える、将来起こるであろうことを見通す眼力。目に見えるものだけではなく、その行間にあるものをも見抜く力。 ◆記者クラブ新聞・放送記者が政府・官庁などに駐在し、取材活動の拠点とする場所。記者会見のお膳立てを行うことなどから、排他性や特権意識が問題になっていた。田中は長野県の記者クラブを廃止する「脱・記者クラブ」を2001年5月15日に宣言。 ◇長野県ホームページ ◆神戸市営空港住民投票ポートアイランド南の沖合を、あらたに272ha埋め立てる、建設工費1兆円もの空港建設に対し、世論調査では7割の住民が疑問を抱いていた。田中は「神戸空港・住民投票の会」の代表世話人を務め、1998年8月からの活動で30万以上もの署名を集めた。 ◆脱ダム宣言田中は、数百億円を投じて建設されるコンクリートのダムは、大きな負荷を地球環境に与えるとして、安易なダム建設を行わない「脱ダム宣言」を2001年2月20日に発表。それにより、長野県の下諏訪ダムなどの計画が中止された。 ◆ヤッシー (ya'ssy)田中のキャラクター。かもしか。テレビ番組「タモリ倶楽部」等に出演のデザイナー安齋肇によるデザイン。 ◆アルマーニ (ARMANI,Giorgio)イタリアのファッションデザイナー。またはその高級ブランド名。田中が好んで着用する。 ◆『ペログリ日記』月刊誌『噂の真相』に連載中の、自らの女性関係を赤裸々に綴った日記。多忙な仕事の合間を縫ってのデートの内容を、レストラン・ホテルガイドつきで紹介。単行本も刊行。県議からやり玉にあげられたものの、「私の生活はすべて本音。恥ずべき点はない」と突っぱねた。 ◆『なんとなく、クリスタル』田中が一橋大学在学中に書いた小説。文藝賞を受賞し、作家デビュー。1981年河出書房新社から発行され、100万部を売り上げた。さまざまなブランド名やアーティスト名が網羅されていたことから、カタログ小説と話題を呼んだ。クリスタル族が出現。 ◆震災ボランティア1995年の阪神大震災の被災地で行われたボランティア活動。田中は自費でカイロや下着を買ってバイクで届けにまわるなど、約1年間にもわたり独自のボランティア活動を行った。 ◆アウフへーベン (独 Aufheben)弁証法の重要な概念で、物事の矛盾や対立を相互の否定のうえに、より高い概念に統合すること。哲学では「止場」、科学では「揚棄」と訳される。県議会などで田中がよく用いる言葉。 ◆クリエイティブ・コンフリクト (creative conflict)アウフへーベン (別項) の過程で生じる、複数の意見の衝突・討論において、対立する内容のどちらかを選ぶのではなく第三、第四の道を探し求めること。県議会などで田中がよく用いる言葉。 ◆テーゼ (独 These)初めに立てられた命題。広義では政治活動の綱領をさす。その命題や綱領に対立する命題・主張を行うことは「アンチテーゼ」という。いずれも県議会などで田中がよく用いる言葉。 ◆表現道場田中は「脱記者クラブ」宣言後、すべての表現者が利用できる「表現道場」を設けた。表現道場は、個人も利用可能である。 |
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