「憲法改正」はどう記載されて来たのか
7月29日に飛び出した麻生太郎副総理兼財務相の発言。憲法改正問題にふれ、「静かにやろうや」「ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」。よりによって、ナチスの手口に倣ったらどうかというお言葉である。諸外国やユダヤ人人権団体からあんなには反発を招くとは想像できなかったのだろうか。自民党の「日本国憲法改正草案」には批判が相次いでいるものの、安倍政権が進める「改憲」の動きはこんなトンチンカンも含めて、前進しているようです。
さて「現代用語の基礎知識」では「憲法改正」はこれまでどう記録されて来たのでしょうか。今回は、バックナンバーから関連用語を拾い集めてみました。