月刊基礎知識
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2007年08月号
地球環境の問題を単位と数値から考えるミニ特集
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地球環境の単位と数値

地球環境の単位と数値 暑いけれども冷房を28度に設定して、涼しげな恰好をして夏を乗り切ろうというクールビズ。その冬バージョンともいえるウォームビズも徐々に定着してきたでしょうか。私たちが生きていくためには、なんといっても地球環境のことを考えなければなりません。ですが、そんな大切な地球のことをどれくらい知っていますか? 温暖化の影響でどれくらい海面は上昇したのでしょう。案外知らない地球の環境にまつわる単位や数値を改めて確認しておきましょう。

著者:白鳥 敬

袋小路派の政治経済学*[ふるさと、どうせい?]

袋小路派の政治経済学*[ふるさと、どうせい?] 今年に入って、与党側が持ち出してきた「ふるさと納税」。年金問題が、これほどの大問題に発展することがなければ、参院選向けの目玉政策となるはずでした。都市部の、それもごく一部の地域のピンポイント的な活況ぶりとは裏腹に、バブル崩壊以降、地方が衰退の一途を辿ってきていることを考えれば、遅きに失したと言ってもいいでしょう。しかし、ここのところの政府の政策、特に5年半も続いた小泉政権の政策は、「構造改革」の名の下に地方切り捨てを促進するというか、ほとんど瀕死の地方にとどめを刺すようなものでした。そもそも、「三位一体の改革」が実施に移されたその年に出てくるというあたりからして、政策の破綻を自認しているに等しいと言えましょう。まあ、目の前で「100年安心の年金改革」が、3年も経たずに根底から破綻した様を見ているだけに、今さら、何があっても驚くだけバカバカしいという感じもありますが、行き当たりばったりにもほどがあるだろうという気もします。さて、自民党政権、自分達が殺した地方を、一体、どうやって生き返らせようというのでしょう。

執筆者:土屋彰久
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