森羅万象全てが学ぶ対象ですの用語集
4月になり、新学期や新年度が始まりました。学生さん達も新社会の方々も日々是勉強といったところでしょうか。そこで今回は『現代用語の基礎知識』に見る「学」の世界のあれこれを。最新分野だと思っている学問も、実は随分と古い時代からの礎の上に成り立っていたり、中には「こんなことまで?」という学問もあったりと、いろいろな発見があるかもしれません。
2005年4月号
新学年のスタートにあたって「学ぶ」の用語集
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森羅万象全てが学ぶ対象ですの用語集4月になり、新学期や新年度が始まりました。学生さん達も新社会の方々も日々是勉強といったところでしょうか。そこで今回は『現代用語の基礎知識』に見る「学」の世界のあれこれを。最新分野だと思っている学問も、実は随分と古い時代からの礎の上に成り立っていたり、中には「こんなことまで?」という学問もあったりと、いろいろな発見があるかもしれません。 日本民間学 /遺伝子考古学 /老年社会学 /感性工学 /未来学 /失敗学 /地元学 宗教・哲学系学問と関連学問のいろいろ /歴史・考古系学問のいろいろ /社会学系学問のいろいろ /法学法律学系学問のいろいろ /政治・経済系学問のいろいろ /芸術・文化系学問のいろいろ /○○工学のいろいろ /その他の学問と○○学 100年を1秒にしてみると…人間は”何年”という区切りが好きです。例えば「2005年は、アインシュタインが特殊相対性理論を考え出してから100年」「第2次世界大戦が終わってから60年」などのようにです。 100年、つまり1世紀を一つの単位として世の中を見ると何が見えてくるでしょうか。今回は、100年を1秒に縮めてみましょう。 考えてみれば、人間の一生は約80年。100年よりは少し短いですが、ほぼ100年という区切りは、なんとかひとりでリアルに把握できる時間的長さの限界と言えるでしょう。 著者:白鳥 敬
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嗚呼、幻の南セントレア市それまで粛々と進められていた、愛知県は美浜町と南知多町の合併。合併後に誕生する新しい市の名前を合併協議委員会が「南セントレア市」に決めたことから騒動が始まり、一気に全国区の話題となりました。 セントレア(中部国際空港)ができたのがよっぽどうれしかったのか、わざわざ事前に新市名を公募した挙げ句に、1通の応募もなかった「南セントレア市」に決めてしまった委員会の無茶苦茶なやり方に批判が殺到、結局、合併の賛否を問う住民投票と並んで、新市名の投票も行われることになりました。ところが、いざ蓋を開けてみると、なんと合併そのものが反対多数でお流れになってしまいました。こんな騒ぎにならなければ、すんなりと合併できていたかもしれませんね。 ちなみに、市名投票の順位では、南知多市が1位、美浜市が2位で、南セントレア市は3位だったそうです。最初から似たような名前ばかりの選択肢だったものですから、こんなところでしょうか。どうせなら、美浜んまん市とか、知ん知ん多多市とかも選択肢に加えてほしかった気がします。多摩地区で市町村合併をご検討中の関係者がいらっしゃいましたら、住民投票の折りには、ぜひとも「多摩多摩市」や「多摩らん市」を選択肢に加えていただきたいと思います。 さて、合併そのものにノーを突きつけて、自治の精神とは何ぞやを天下に知らしめてくれた両町民でしたが、そもそもこの「自治」とは何ぞやということで、キーワードを集めてみました。 執筆者:土屋彰久
言葉遊びシリーズ(1)〜法律カルタ編カルタの中の代表的なものにイロハカルタがあります。司法試験の受験生をはじめとする法律関係の世界では、このイロハカルタの形を借りた「法律カルタ」のようなものが、ひそかに流行しているようです。今回はその一部を集めて、ここにご紹介いたします。 なお、イロハカルタの形を借りていないものもあります。「だから何だ!」とか、「何の意味があるの」とか言われても反論できませんので、どうぞそのつもりで……。 執筆者:三木邦裕
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