危機管理のキーパーソンからキーワード
現代のような複雑な社会では、いつどこからどういう危機がやってきてもおかしくないし、実際思いも寄らない危機がやってくる。自分で避けられるような危機には、その道のエキスパートからの教えを、国家いや世界レベルの危機にはリーダーシップやシステムに期待しよう。
2002年10〜11月号
「物騒な世の中を生き抜く“危機管理”の特集」
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危機管理のキーパーソンからキーワード
現代のような複雑な社会では、いつどこからどういう危機がやってきてもおかしくないし、実際思いも寄らない危機がやってくる。自分で避けられるような危機には、その道のエキスパートからの教えを、国家いや世界レベルの危機にはリーダーシップやシステムに期待しよう。 執筆協力:編集工房インデックス
内閣安全保障室 / あさま山荘事件 / ピースミールアタック / チャーチル / FEMA / リチャードアーミテージ / バディシステム / グリーンベレー / 内閣危機管理監 / 国家公安委員会 / 周辺事態 / ノストラダムスの大予言 / 『現代が受けている挑戦』 危機管理はマニュアルから
…とはいうけれど、「マニュアル人間」って悪口じゃなかったか? 話は整理されなければならない。まずはマニュアル世代とは何かを調べよう。なにしろ今は「マニュアルすら読まない世代」(→クチコミ世代)までいるのだ。 ちなみに危機管理という場合、マニュアルと訓練は必須である。咄嗟の機転というのは、一朝一夕には身につかない。繰り返して、パターンを身体に覚え込ませることだ。 |
拉致被害者帰国で考える―― 日本へ還ってくる人、日本から出てゆく人などなどの用語集
北朝鮮に拉致された人たちが20数年ぶりに一時帰国した。当人にとっても家族にとっても嬉しいことだ。ぜひ完全帰国してほしい…誰もがそう祈るが、実際にはすべてが シベリア抑留、中国残留孤児、グアム帰りの横井庄一さん…待ちに待った帰国後も、当地でうけた心身の傷や、突然あたらしい環境におかれるストレス等々があったはずだ。 それをついでに考えてみよう。彼らを説得する言葉「日本はほんとにイイところだから」---そう言い切れるだろうか。戦前・戦中に日本にやってきた朝鮮人(→北鮮への帰国)、バブル期以降にやってきたジャパゆきさん、イラン人みたいな人、不法就労外国人労働者…彼らは本国に帰ったあと「日本よかったよ」といってくれるだろうか。われわれにはちょっと自信がない。 横井さんブーム / シベリア抑留 / 人民裁判 / 日の丸梯団 / 南方同胞援護会 / 呼寄せ移民 / 頭脳流出 / 新移民 / 北朝鮮帰還 / 大村収容所 / フィリピン花嫁 / ジャテック(JATEC) 戦争は止めましょう!というために知っておきたい単位と基準
この数カ月、いちばん驚いたのは米国の好戦姿勢だ。先月も特集したが(→“アメリカはたまに戦争に失敗する”の用語集)、戦争は「痛い」ぞ。 執筆者:白鳥 敬(サイエンス・ライター)
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